コカ・コーラが2020年までに販売実績を2倍にする戦略が凄い


コカ・コーラが全世界での売り上げを2020年までに販売実績を二倍にするという。
昨日放送されたカンブリア宮殿での密着取材で明らかに。
その販売戦略と経営方針がとても素晴らしかった。

コカ・コーラのロゴに隠された秘密


コカ・コーラと言えば黒い液体とカッコいいロゴを想像するかと思います。
赤色のバックに白で描かれたロゴマーク。

コーラは全世界で販売されていますが、
コカ・コーラが正式に販売されていない国は現在のところ

キューバ シリア 北朝鮮 

この三カ国だけです。

それ以外の国ではコカ・コーラが販売されています。

つまり海外旅行に出かけた時は必ずと言っていいほどコーラのロゴマークを目にします。

このロゴマークには秘密があり、
どの国で見てもコカ・コーラの印象が変わらないように徹底して管理されています。

ロゴを傾けてデザインしてはいけない。ロゴを二つに区切って表示してはいけない。
コカ・コーラの象徴でもあるビンのデザインにも細かく支持がされています。

ですのでどの国でコカ・コーラの広告を見ても印象は同じです。

爽やかで、冷たそうで、カッコいい。

ブランドイメージを崩さないような工夫が徹底的に行なわれています。

コカ・コーラの原液レシピは誰も知らない


コカ・コーラの作り方は他のジュースとは違い、
原液に炭酸水を加えて製造しているそうです。

つまりコカ・コーラは原液がとても大切。

原液のレシピは厳重に管理され、昨日放送されたカンブリア宮殿の取材に応じていた
トップの方でもレシピの内容は知らないそうです。

レシピは現在アメリカにあるコカ・コーラミュージアムという博物館に保管され、
映画に登場するような巨大金庫に保管されています。
トビラの前までは誰でも行く事が出来ます。
レシピの扉の前に行くまでがアトラクションのようになっていて、
照明や映像が流れてなんともエンターテイメント。

2020年までに販売実績が二倍に


コカ・コーラの販売実績が2020年までに2倍になるそうです。
今のままで十分な感じもしますが、やはり優れた企業というのは常に前を向いていますね。

司会の村上龍さんが「単純に私たち消費者が2倍飲めば良いのですか?」

という面白い突っ込みをしましたが
そんなに単純ではないそうです。

今はインターネット時代で消費者の目も優れている。
良い商品イメージを与えるだけでは商品は売れない。

確かにそうですね。インターネットの拡散力は凄いですし、
消費者が発信出来る時代ですから美味しくない物は直ぐに広がり、
イメージは一気にダウン。

コカ・コーラは現在、水を大地に返すという取り組みを行なっています。

水を多く使用する企業だからこそ水を大切にしたい。

アメリカの農業地帯ではスプリンクラーを使用して自動的に水を撒くのですが、
場所によって水の浸透率も違いますし、場所によって水分量も違います。
これらの水分量を自動的に感知し、水が必要ない場所では自動的に水が止まるという仕組みを
コカ・コーラが開発し、利用されています。
この設備のおかげで300トン(正確な数値は忘れてしまいましたが、膨大な水の量です)
以上の水が節水出来ているそうです。

このような取り組みをこれから先多く行い、
より良い企業・イメージを消費者に持ってもらってブランド力を高め、
2020年までに売り上げを2倍にするそうです。

嘘が見える企業は成長する事が出来ない。初心を忘れる企業は成長出来ない。

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