体に良い朝食メニューの和食は日本人に最も最適でダイエット効果も


朝食は食べないという方は多いかと思います。私も以前は食べない生活をずっと続けていましたが、体が目覚めるのに凄く時間が必要。朝はコーヒーだけでお通じもない。でも朝食を食べると太ってしまうと思い込み、朝食を食べない生活が当たり前に。しかし私の友達で明らかに健康的で肌もツヤツヤな人がいます。その友達の家に泊まった時の朝食が和食でした。友達にとっては当たり前の食習慣ですが、私には衝撃的。そしてその日は何だか体の調子が良いし、お通じもあった。その後、無形文化遺産に和食が登録されたニュースまで飛び込んできました。これは和食に何か秘密があるのではないか?と思って「何も食べない」「和食」「トースト」と考えられる朝食メニューを2週間交互に検証してみたのです。

体に良い朝食メニューは和食がお勧め


結果から言いますと和食が断トツでトップです。体の目覚め方、仕事の効率、肌のツヤ、集中力、全てが向上しました。この効果が気になる人は挑戦してみれば直ぐに実感出来ると思います。何も食べないでコーヒーだけの朝食は何のメリットも無いと今では個人的に思っています。

朝食を食べない方が太る


直ぐに太る人と、暴飲暴食をしても太らない人。産まれ持った体質も関係していますが、その他に大きく違うのが基礎代謝です。基礎代謝は寝ている時、何もしていない時、運動した時。基礎代謝が高い人は太りやすい人と同じような事をしていてもカロリーの消費量が違うのです。

基礎代謝を上げる方法として有効なのが朝食を食べる事。

朝食を食べると寝ている間に下がっていた体温が上昇します。胃が活発に動き、体全体の熱量がアップします。体温が高い状態をキープした方が体内のエネルギーは消費され、基礎代謝が高くなります。つまり痩せやすい体を作ることが出来るのです。

お昼に食べ過ぎてしまって本末転倒。

人間は1日に摂取する最低限必要なカロリーがあります。朝食を抜くと昼食を食べる時間には体が飢餓状態となり、昼食から多くの栄養を吸収してしまいます。食べ過ぎてしまうというよりも、体が栄養を吸収しようと必死になってしまうのです。

和食が体に良い理由は「一汁三菜」


和食が無形文化遺産に登録されましたが、その他の無形文化遺産には「スペインやイタリアの地中海料理」「メキシコの伝統料理」「フランスの美食術」などがあります。これらを見て気付くかと思いますが、日本人が古くから食べてきた和食のように、民族全体が食べていた食文化そのものが登録されたのは始めてなのです。それだけ世界から注目され、日本食が健康に良い食事というのは当たり前になりつつあります。

「体に良い和食を紹介して」と海外の方に言われると困ってしまいますが、健康に最適な和食は「一汁三菜」です。旅館などの朝食を思い出してみて下さい。お味噌汁があって、焼き魚、野菜の小鉢、豆腐など大豆を使用した料理。そしてお米ですね。これが「一汁三菜」です。「三菜」とは三品のおかずが付くという意味です。

  • 主菜 魚が中心だが時にはお肉
  • 副菜 野菜料理
  • 副菜 大豆を使った豆腐や煮豆など
  • 汁物 お味噌汁や吸い物
  • ご飯 白米や玄米

これが「一汁三菜」という健康に最適な和食です。今まで言葉は知らなかったけど、自然と体が満足するメニューだと思った方も多いかと思います。旅館で食べる朝食が凄く美味しく感じるのは、日本人が古来から食べて来た食事を改めて味わうからではないでしょうか?そして日本食で最も大切なのが季節感です。旬の食材を使い、目でも料理を楽しむ。これが自宅ではなかなか難しいのですが、旅館だと季節感も徹底されています。だから本来の日本食を味わって幸せな気持ちになる。では日本食がどうして日本人に最適なのでしょうか?

理論じゃ説明出来ない遺伝子レベルで体に合うから

私が今回の実験で感じた事です。理論じゃなく、体が喜んでいるのが分ります。他の国に行くと食事が合わずに体調を崩してしまったり、日本食が食べたくなったりしますよね。それと同じだと思います。フルーツを食べると体に良い。シリアルは栄養が豊富。ヨーグルトはお通じに良い。など朝食に良いメニューは多く紹介されていますが、基本的に洋食のメニューって日本に存在しませんでした。そして洋食の美味しい朝食を食べようとすると必ず添加物や化学調味料が入ります。ベーコン、ウィンナー、バター、ジャムなど。パンも自家製じゃない限り、添加物が入ります。

海外の人が洋食を食べているのは体に悪いのか?

決してそういう事ではないと思うのです。チーズを昔から生産している国であれば自家製で添加物の入っていないチーズを安易に購入出来ますし、チーズが食文化として根付いているので自家製で作っている家庭も多い。地産池消という言葉のように、その国にはその国に合った食文化があり、何百年、何千年と培ってきた遺伝子があります。日本人は味噌を食べ、納豆を食べ、胃腸を守ってきました。どうして納豆や味噌が体に良いのかは理論ではなく、遺伝子レベルで記憶されているからではないでしょうか? 

体に良い理想的な朝食メニュー


最後に理想的な朝食メニューをご紹介します。先程記載したように「一汁三菜」。

  • ご飯
  • 味噌汁
  • 焼き魚
  • お浸し
  • 豆腐

これに加えて海苔やお漬物、サラダなどを加えるとより満足度がアップします。温泉旅館に泊まった幸せ気分ですよね。これが世界からも注目を集めている健康的で理想的な食事の和食なのです。日本人でこのメニューが大嫌いって人は少ないのではないでしょうか?しかし日本人の和食離れが深刻になってきています。世界は注目しているのに、注目されてる本人は食べない。おかしいですよね。理由は簡単で作るのが面倒だから。確かにパンを焼いてジャムを塗って朝食終了。と比べると面倒です。でも驚くほどの効果があるので、2週間頑張ってみて下さい。今まで朝食抜きにしていたのは一体何だったんだろう?とビックリしますよ。味噌も納豆も魚も日本だと何処でも買う事が出来ます。世界が注目している和食を再確認してみては如何でしょうか?

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