橋下市長が朝日の取材拒否

橋下市長が朝日新聞の取材を拒否する事を伝えた。
今回その会見がテレビでも中継され、私も見ていた。
個人的な意見ではもの凄く気持の良い会見でした。
今の時代何でも感でもうやむやにするという事が当たり前となっているが、
真っ向勝負でどのような事が気に食わないのか、そして何故取材を拒否するのかを
伝え、相手にも意見を求める。そんなスタイルでした。
では一体今回の朝日新聞の取材拒否は何が原因になっているの?
という事を簡単にまとめたいと思います。











公人だからと言って何でもかんでも報道していいの?

まず朝日新聞が100%株主である朝日出版が連載した週刊誌橋下市長の
過去、更には先祖、もちろん親、祖父祖母に及ぶまで全てを調査し、
橋下市長がどのようにして人格形成したかを探るという物が連載される事となった。

その内容はあまりにもやり過ぎである。
そして橋下市長が今回の一件で怒っているのが
「血脈主義、身分制を肯定した内容だ」という事。
生まれながらにして人間は地位が決定され、どんなに個人が頑張ろうとも
血脈が悪ければ駄目だという事を肯定している内容である事が駄目だという事だ。
駄目だというよりもその報道の仕方を肯定てしまっていいのか?
とメディアに問う会見となった。

そもそも今回の週刊誌の内容は橋下市長の政策には一切触れる事なく、
頭から人格を否定し、「ではどのようにしてこの人格は形成されたのか?」という切り口で
書かれている。

報道はこうあるべきだ

今回の会見では面白い場面が何度もあった。
当然、朝日新聞の記者も出席していた。橋下市長が朝日新聞に対しても取材を拒否する
というのやり過ぎだという意見も当然あった。もちろん朝日新聞の記者も同じ質問をした。

発行したのは週刊朝日であって、朝日新聞は編集権も持っていないし、関与もしていない

この問いに対して橋下市長は

「朝日新聞の100%子会社であって、もし血脈主義を否定できる姿勢があるのであれば、
週刊朝日から手を引けばいいだけ。100%子会社であっても子会社がやった事に対して関与はしていない。関係ない。というのであれば、企業は子会社を沢山作り、不正などで利益をあげても本体は関係がない。という事がまがり通ってしまう」

というような内容の返答をした。

正しくその通りだ。反論のしようがない。現に朝日新聞の記者は何の反応も出来なかった。
それは朝日新聞の1記者だから。朝日新聞の意見を1記者が述べるという事は凄く難しい。
しかし橋下市長は会見の中で何度も朝日新聞の記者に対して反論しないのか?それでいいのか?という視線を送っていた。ここで朝日新聞の記者が「1記者としても意見を述べさせて下さい
と言えばカッコよかったと思うが・・・。それが出来ないのが日本人である。

今回の会見を見ていて思ったのが、本当に橋下市長は真っ向勝負だって事だ。
これだけネットが普及し、様々な意見が色々な場所から飛んでくる。
この現象はもうどうする事も出来ない。情報は驚くほどに早い速度で伝わる。
それを分った上で橋下市長は新しい物を否定せずに、取り入れ、そして情報に嘘がないように
自分の意見を前面に出し、後は民意に任せるというスタイルが素晴らしい。

バレバレの嘘で固め、表面上だけ良いことしています。という事は今では通用しないのだ。
多少強引であっても、自分はこんな国にしたい。と真っ向勝負した方が断然、個人に届く。

橋下市長にはこれからも頑張ってほしいと個人的に思った。



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