仮想通貨でお金の価値が変われば世界各地で大問題が起きるかもしれない


仮想通貨を特集するテレビ番組がやっと放送されるようになったり、ニュースで取り扱われるようになった。
コインチェックから580億円以上もの仮想通貨が流出し、何やら不穏な空気が漂い始めた。今後は世界がどう動いていくのか?金融には興味があるが、専門家ではない一般庶民が今後を少し予測してみようと思う。

ブロックチェーンという仕組みが凄い


仮想通貨はフェイクじゃないか?というぐらいに実はブロックチェーンという仕組みが凄いのです。
詳細に説明すると逆に意味が分からなくなるのでザックリ言うと、

世界中の皆が一緒に使える台帳が出来た

こういう事です。

現在は不動産や金融、アプリ、様々な物に応用され、今後のネット社会を大きく変えていくと思います。

まだまだ本当に新しい技術。2008年にナカモト・サトシという匿名にてビットコインを支える技術としてブロックチェーンが論文で発表されました。その二ヶ月後にビットコンは誕生しました。

もう何だかこの文章だけで意味が分からなくなりそうですが、実際、意味が解りません。だから最初に発表された時のビットコインの価格はめちゃくちゃ安かったのです。

お金の取り引きを世界中の人で監視し、不正や改ざんが行われない新しい価値のお金が誕生しようとしています。現状は投機目的として購入され、リアルマネーのような使い方は多くされていないので、一見すると世界は何も変わっていないように見えます。

一万円を購入していればいくら?


もしあなたがビットコンの取り引きが開始された2010年に遊びでいいから一万円だけ買っておこうかという軽い気持ちで購入したとして今2018年1月にいくらになっているのか?実に二億円前後です。ビッグドリーム。でもこのビッグドリームは宝くじのような運任せではなく、ビットコインの情報をいち早く知り、価値は今後上がっていくと予想して購入さえしていれば誰でも手にできたのです。

都市伝説として見ても面白い


ナカモト・サトシという人物が論文で発表した事によって登場したと言いましたよね。日本人名ですが、匿名です。実際に存在している人物なのか、今現在生きているのか?など何も情報は分かっていません。しかしビットコイン全体の1%を保有しているとされ、更に都市伝説的にその人物は現在、冷凍保存されているかも?と言われています。テレ東の都市伝説外伝では実際にアメリカの冷凍保存施設に取材に行き、その施設の方が名前は出さなかったものの、ビットコイン関係者が冷凍保存されていると言っていたので都市伝説はなく事実かと思います。

そして更にこのビットコインの登場で面白いのが、登場した時期とその後の時代変化が凄いのです。ビットコインが登場した時に世界で何があったのか?アメリカでバラク・オバマ氏がアメリカ大統領に就任します。2011年の4月に有名なTIME誌でビットコインの特集が組まれ6月には85円ぐらいの価値だった物が1500円ぐらいに。一時的に3000円を超えるぐらいの価値になったのです。値段の変動と歴史的世界ニュースを比べて見ると凄く面白いですよ。

都市伝説的に言うと、
「あれ?ビットコインの価格って誰か操ってる?」
ってなります。

仮想通貨の今後に着目して生活


先程少しだけ都市伝説的なお話を書きましたが、実際に今現在世界で何が起こっているのかというと

キャッシュレス化したい人とそうでない人がいる

という事です。どちらかと言えば世界はキャッシュレス化に急速に進んでいます。日本でも電子マネーやSuica、クレジットカードは当たり前ですよね。でも価値で言うとリアルマネーがまだ1番強い。

インドは高額紙幣を廃止し、1年ぐらいで一気にキャッシュレス化しました。どんなに小さなお店でも携帯で支払い、現金払いは皆無です。1年でどうやって出来たのか?

日本でいう一万円や五千円の高額紙幣は使えなくし、2週間以内に銀行で両替しないとただの紙切れになるようにした。

かなり強引ですが、本当の話しです。

高額紙幣を使えなくする事によって不正に行き交うお金を国から排除する手法を選択したのです。

国は紙幣の価値を保っておきたい


あなたのお財布の一万円は何故一万円なのですか?

皆が一万円の価値があると信用しているからですよね。原価でいうと凄く安いのに。その紙切れであなたは一万円分の物を購入する事が可能です。それは直結して国の信用になっています。2018/01/27現在1ドルは108円70銭ぐらいです。
もしマンガイチ世界中から日本は信用できない、日本のお金には価値がないと思われてしまい、1ドル3000円とかになったら?海外旅行なんて行けないし、輸入品なんて買えない。
今まではこういう仕組みで世界は動いていました。

しかし

仮想通貨の登場により、今まで円を購入してくれていた人達がビットコインなどの仮想通貨を購入するようになったのです。まだまだ噂話程度ですが、日本円は持っていても意味がないなんて言われはじめている。国がお金を発行しその価値を保っている日本のような国、通貨発行権を国が持っている場合はやっぱり仮想通貨が世界に浸透すると困るわけです。ですので現在、ビットコインの売却損益は雑所得となっているし、ハッキリ言って凄く税金で取られる。中国では仮想通貨のマイニング規制(採掘活動)は駄目ってなったよね。さていよいよ世界の国々がこのままではヤバイと動き出した感じで今後どうなるか誰にも解りません。インドと同じようにお金が紙切れになる可能性だってゼロではありません。

お金の価値が変わる可能性を頭の片隅に


今後、国の力でどれだけお金の価値をコントロールする事が可能なのか?恐らくですが中国のように極端な政策を行わない限り国の力でどうにかするのは無理になってくると思います。それはネットの存在と同じように一度開放されてしまった自由は強い力で抑えない限り国でどうにかするのは難しいと思うのです。中国はネット規制、仮想通貨規制、更に今後は環境規制など国が強制的に行っていくのでもしかすると今の時代、更なる大躍進を遂げる可能性があります。

何だかビットコンって儲かるんだな?ってニュースを見るのではなく、「金がお札に変わった過去もあった」ぐらいに凄い事が世界で起きているという視点でニュースを紐解き、今後どう見を振るのか考えていくと面白いかと思います。Amazonでこの本がベストセラーになっているのも1つの時代の流れ。

この先にどんな未来が待っているかは誰にも解りませんが、お金の価値が大きく変化しようとしているのは確かです。Amazonがレジなしスーパーを実際にオープンさせました。そういう話もあったなと思った方は多いかと思いますが、1年の試験運営が行われ、もう実際にシアトルでオープンしたのです。

①入り口でQRコードを読み込む
②商品を手に取る
③店を出る
④Amazonから領収書が送られ既に料金が支払われている

こういうシステムなのですが、入り口に新幹線のような改札機があり、QRコードをスマホで読み込みます。するとセンサーやカメラなどで監視が開始されます。ネットのトラッキングみたいな感じ。電子レンジに入れると何故温まるのか?ぐらいに私も意味が解りません。でも実際に運営が始まりました。もちろん支払いは登録しているクレジットカードからなのでキャッシュレスですね。

さて、少し考えてみてください。日本は通貨発行権を国が保有しています。だけどアメリカは?うーん面白いですね。

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