課金制度が始まるYouTubeは成功するか?月額100円程度


YouTubeの一部コンテンツでいよいよ課金制度が導入開始となります。
開始時期は今月の9日よりアメリカで随時導入となる。
「ジム・ヘンソン・ファミリーTV」などのチャンネルで課金の導入が開始。
YouTubeの課金制度が成功するのか考察してみた。

テレビ業界の参入が大きな鍵


海外では個人が面白い動画を発信し、広告収入で生活が成り立っているという
方がとても多い。しかし日本の場合はまだまだ数えるほどの人数しかいない。
これは文化的な違いが最も大きく関わっているのではないだろうか?

海外の人は本当に技術を持った人がいれば賞賛し、お金を出す。
街中のミュージシャンを見てもそうだ。
良かったらお金を入れてね!と分かりやすく表示されている。
見ているお客さんも本当に演奏が素晴らしければ大きな金額でも入れる。

しかし日本の場合は違うのです。

音楽を演奏してお金を貰うという事に消極的で、
むしろお金を稼ぐという事に消極的なのです。

個人で見ると明らかにアメリカに負けていそうな気がしますが、
日本人の場合はこれが組織となると利益を上げる事、良い物を作る事に本気になる。

メードインジャパンが素晴らしいのは組織力です。

もの作りにおいては組織力は大切ですが、
YouTubeのような動画サイトの場合は組織力よりも個人の面白さと発想が評価される。

テレビ業界でもきっと面白い人は多くいるだろう。
しかしテレビという公共の電波を使って放送する以上は過激な放送であったり、
内容が薄い番組は放送出来ない。

しかし最近のテレビは個人のアイデアが全く通らず、誰が見ても安心で、
そして無難に製作されている。どの番組を見てもいっしょ。
これがテレビ離れの大きな原因だと思う。

しかしYouTubeにテレビ業界が参入し、技術を持った人、タレントが
テレビで放送するのが難しいような内容の番組をYouTube上で動画配信すれば
課金をしても見たいという方が多くいるのでは?

オンデマンドをYouTubeに集約する


現在でもネットを利用したオンデマンド放送は行われている。
しかし多くの人は利用していない。実際に私も利用していない。
理由は簡単で、各テレビ局のホームページにアクセスする必要があり、
利用料金もテレビ局によって違うので面倒。金額が高い。

利用者が増えない理由は明確です。

では各テレビ局が力を合わせ、ドラマ、音楽、バラエティー、ドキュメント、
などのようにカテゴライズし、それぞれYouTubeに番組コンテンツを持てばどうだろう?

テレビ局が力を合わせるのが難しいようであれば、
各テレビ局ごとにドラマ・音楽・バラエティー・その他
などとカテゴライズして番組を掲載すれば恐らく多くの人が利用するのでは?

特に過去のドラマをYouTube上に全てアップすればかなりの集客があるはずです。
大きな費用となるのがサーバー代ですが、そのサーバー代を気にすることなく、
YouTubeにどんどんアップ出来る。これは使わない手はない。と私なら思います。

過去のフィルムをただ保管しているだけなんてもったいない。
DVD販売?そんな細かな事を言っているようだと世界を相手にした
勝負には絶対に勝てない。まずは世界中の人の目に触れてもらう事が大切です。

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