LINEの被害はポケベル時代と同じで使い方次第で悪にも善にもなる


LINEでの被害が若者を中心に拡大していますが、実際には道具の使い方が大きく関係しているように思います。今の30代世代だと懐かしいかと思いますが、学生時代にポケベルが登場しました。学校の電話には行列が出来ていたと思います。実はこのポケベルとLINEはとても似ているように思います。知らない人から勝ってに連絡が入るし、知らない人と友達になった気にもなる。更にまだ顔も知らない人に恋心を抱いていた人も多いと思います。ポケベルとLINEの共通点と道具の使い方について考えてみましょう。

LINEとポケベルの共通点


今のLINEとポケベルで大きく違う点はインターネットが普及しているという事です。
自分のIDが勝手に掲示板などに記載されてしまう可能性があるので、1度情報が漏れてしまうと次々に知らない人から連絡が入るようになります。そういう意味ではLINEの方が危険性は高いかと思います。ポケベルを学生時代に使っていた方が親御さんとなり、子供がLINEを使っていて心配という方も多いのではないでしょうか?

でもよく考えてみて下さい。学生時代にポケベルを使って全く知らない人と連絡を取り合っていた事はないですか?更にポケベルで知り合った人と会った事はないですか?

恐らく多くの人が知らない人と連絡を取ったことがあると思います。
言葉でいうとベルトモですね。メルトモと言っていた方も多いかと思います。

実際に当時も社会問題となっていました。

実はどの時代にもこのような問題とは隣り合わせであり、急激に被害が増えたように思いますが、常に存在し、ネットの普及や情報の伝達の速さによって浮き彫りになってきただけです。道具は使い方次第です。思春期は好奇心が旺盛なので、知らない人と会話をしてみたい。少しのスリルを味わってみたい。この気持ちと隣り合わせです。完全に抑制してしまうと別の刺激へと走ってしまい、エスカレートしていきます。

ポケベルの時代でも返信をしないと「どうして返信しなかったの?」などの問い詰めがありました。この時に「面倒だったから」「寝てたから」など正直に話せる子供だと何の問題もないのですが、返信しなかった事がとても悪い事のように感じてしまう子供の場合はLINEが問題なのではなく、家庭環境で気持ちを表現するのが難しかったり、友達関係で自分を表現出来ないというのが大きく関係しているのではないでしょうか?生きるにはガス抜きが必要ですし、もっと自由で良いと思います。

ただしラインは情報が漏れる場所が多く、伝達スピードも速い。道具は確かに便利なのですが、ポケベルよりも遥かに情報量は多いです。LINEラインでトラブルを防ぐために必ず行なう必要がある設定方法など最低限の設定をする必要はあります。産まれた時からネットがある世代になってくるとリアルとネットの区別を付けるのが難しいかと思いますが、ネットへ情報をアップするという事は世界中に発信するのと同じ。という事を忘れないようにしましょう。ライン・ツイッター・フェイスブックなど全てネットです。個人が多くの人へ情報を発信出来る素晴らしい道具でもあり、使い方を間違えると多くの人を傷つけてしまう道具でもあります。

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