日本年金機構のユーザーIDを取得する方法と年金未払いによる財産の差し押さえ


国民年金に加入している方は毎月の支払いが面倒だなと感じたり、年金高すぎると不満に思ったり、様々だと思います。おまけに年金記録が消えましたなんて事態も起こり未だに未解決。しかし国民年金は二十歳を過ぎたら加入する必要があります。更に今年からは払っていない人に対して財産の差し押さえなんて事も現実に。扶養者になっている場合は本人に差し押さえる財産がなくても親の財産が差し押さえになるのでかなり厳しい措置です。日本年金機構のユーザーIDを取得する方法とIDを取得して何が変わるのかご紹介します。

日本年金機構のユーザーIDの取得方法


まず日本年金機構のホームページにアクセスし、画像のピンクで囲った場所をクリック。
ユーザーIDを取得する時に基礎年金番号が必要になるので用意しましょう。


そして新規ご利用登録をクリックします。

そして次の項目ですが、アクセスキーを既に持っている方。という項目もありますが、恐らく多くの人が持っていないと思います。年金定期便に加入した事があり、なおかつ年金定期便の書類が送られてきて三ヶ月以内の人は記載されているアクセスキーが有効だそうです。正直いまいち分りません。ほぼ全ての人がピンクで囲ったアクセスキーを持っていない方をクリックで大丈夫です。


次のページで規約に同意し、後は基礎年金番号や住所などを入力フォーに入力していけば完了です。すると1~2週間後に以下のような封筒が送られてきます。これに私は凄く不満があるのです。

日本年金機構から郵送された黄色い封筒


このように黄色の封筒で送られてきました。封筒は別に良いのですが肝心の中身がこれです。

ねんきんネットのIDが記載された紙

このようにユーザーIDと発行年月日が記載されたペラッペラの紙1枚だけです。
しかもユーザーIDを自分で変更する事は出来ません。四月になったら送られてくる国民年金の払い込み用紙はやたら綺麗でお金がかかってるのに、自分の年金記録を知るために自ら発行するユーザーIDが紙切れ1枚って納得出来ません。この紙が本当にペラッペラなのです。学校であったわら半紙に近いような質感で驚きました。

日本年金機構のユーザーIDを利用する方法


ユーザーIDが届いたら国民年金機構のページにアクセスし、ログインボタンからログインします。その時にユーザーIDと申し込みの時に決めたパスワードを入力します。この時に凄くヤッカイなことがあります。

・ログインすると他のデバイスからアクセスがあったなどのエラーが出るときがある

これは原因が分らないのですが、同じブラウザ、同じパソコンでログインを行なってもエラーがでるときがあります。エラーが出ると秘密の質問に解答し、改めてユーザーIDを入力する必要があります。ユーザーIDは凄く長いし、記載されているのはペラッペラの紙。何とかならないのでしょうか?

・ブラウザの戻るボタンは使用できない

ログインをして年金情報などを見ている時にブラウザの戻るボタンをクリックすると、ページが表示出来なくなります。セキュリティーの問題だと思いますが、凄く面倒。

・ページを見終わったらログアウトを自分で行なう必要あり

通販サイトなどを利用する時はログインのままブラウザを閉じると思いますが、年金機構の場合はそれが通用しません。自分でログアウトをしておかないと次回アクセス時にエラーが出ます。

ハッキリ言って日本年金機構のページは使いにくいです。確定申告をした事がある方なら分るかと思いますが、確定申告のページと同じぐらい使いにくい。何年前のシステムですか?と突っ込みを入れたくなるぐらいです。ユーザーIDを取得するメリットとしては、自分が支払っている国民年金の金額で将来いくら貰えるのか?今月支払った年金はちゃんと納付されているか。などを確認できるというメリットがあります。そんなこと自分でしなくても国がちゃんと管理してくれていればそもそもこんなシステムは必要ないはずです。しかし自分の年金記録が万が一記載漏れになった時には直ぐに報告できるのでユーザーIDを取得し、自分の年金記録を管理した方が良いように思います。

国民年金未払いによる財産差し押さえ


今まで国民年金を支払っていない人は年金機構に電話をし、払い込みが可能な用紙を郵送してもらい、直ぐにでも支払いを開始した方が良いと思います。今までは国民年金を支払っていない場合、電話や催促状がありました。しかし2014年の4月からは13ヶ月以上支払いがなく、400万円以上の収入がある場合に財産の差し押さえとなります。推定で14万人。この400万円の収入とは、配偶者が支払っていない場合でも財産の差し押さえとなる。つまりニートなどで収入がなく、国民年金を支払っていないが扶養者には入っていて親の収入は400万円ある。この場合は親の財産が差し押さえとなります。督促状が来た時に支払えばもちろん差し押さえにはなりません。生活保護の問題や、消えた年金記録の問題などがあるのに!と不満もあるかと思いますが、税金と同じように国が動くという事はそういうことです。言い訳が通用しないので注意しましょう。現在は収入が400万円以上となっていますが、今後はどんどん低くなっていくそうです。かなり厳しい措置で今後、保険料の値上げで3万とかになったら相当厳しいですよね。早く年金問題を解決してほしいと切に願います。

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