空がなぜ青いのか調べてみたら宇宙がなぜ暗いのか分らなくなった


毎日のようい眺める空ですが、どうして空は青いのだろうか?と子供の頃思ったことがないでしょうか?大人になるにつれて「海が反射してるから」「大気圏が青いから」など何となくそれっぽい答えを自分で当てはめて「空はなぜ青いのだろうか?」という純粋な疑問を抱かなくなってしまった。

だけどやっぱりそれって駄目なんですよね。純粋な疑問を抱かなくなったら思考が停止してしまう。って事でなぜ空が青いのか調べてみました。30年間生きて始めてしった衝撃。

空が青い理由は光の散乱が関係している


光の三原色とか、太陽の光の色を見る。という実験を小学生の時に行なったと思います。理科室の黒いカーテンで部屋を暗くし、とつレンズに当てて光の屈折を見たり。

太陽の光は七色で出来ています。
赤・オレンジ・黄・緑・青・藍色・紫の虹色ですね。

空を見上げて青く見えるのは、海が反射しているのでもなく、大気圏の色が青いからでもありません。太陽から届いた七色の光が地球の空気の層に触れます。そうするとそれぞれがバラバラに違う方向へ散乱します。ですが、青色だけは他の光りよりも多く散乱するのです。なぜ青色だけそんなに散乱するのか調べると凄く難しくなるので、子供に聞かれた時は「青色さんが他の色に比べて元気があるんだよ」って感じで教えてあげましょう。

かなり下手ですが、絵で描くとこのような感じです。

絵のバランスが悪いのですが、大気圏ではなく、空気の層に光りが当たると、このように青色だけが元気一杯に広がります。だから地球から私たちが空を見上げると青く見える。

では大気圏ってどんな色をしているのでしょうか?宇宙兄弟で知った方も多いかと思いますが、国際宇宙ステーションISSに滞在する宇宙飛行士がインド洋の上空で日没の地球を撮影した大気圏の画像が公開されました。

(画像Wikipedia

オレンジに光っている部分が日没で、その下の黒がインド洋です。そして青い部分が先ほどお話した空気が含まれている部分ですね。その上の深い青はほぼ宇宙空間。

宇宙はどうして暗いのかが分らない


ここまで調べて空がどうして青いのかは解りました。だけど宇宙がどうして暗いのか分らなくなってしまいました。暗い部屋で懐中電灯を点けると光りが見えますよね。宇宙空間の中にある太陽が懐中電灯だとしたら、太陽の光が地球に降り注いでいるのが見えてもおかしくない。

だけど答えは頭で解っています。真空で光りを反射する物が何もなく、人間の目には映らないからです。いや頭では解っていても、実際に体験してみないと理解は出来ない。だってテレビで宇宙ステーションの映像を見ますが、そこには宇宙ステーションが映っています。という事は何らかの光りがあるから映像に映るわけですよね?地球から反射した光があるから映るのかな?もっと先に行けば宇宙は真っ暗ってこと?

考えれば考えるほど宇宙って謎です。空がなぜ青いのかを調べていたらもっと壮大で純粋な疑問へと辿りつきました。日常の目の前にある分りきった答えを探すのも良いですが、たまには自由に発想できる純粋な疑問を膨らませると楽しいですよ。真空の中では光が見えないのに、月や地球に反射すると見える。いや~考えるとますます解らないです。誰か教えて下さい。

スポンサーリンク


スポンサーリンク

スポンサーリンク

0 件のコメント :

コメントを投稿