乃木坂46 × ヒカキン ウームの巨大化でメディアのあり方が変わる時がきた?


YouTubeを日常的に見ている人はヒカキンは知っているけど、
テレビなどの一般メディアしか見ない人には全く分からない世界。
最近はテレビとネットの距離が更に広くなり、
完全に差別化されている。
テレビを見ない人達にとっては芸能人よりもユーチューバーの方が凄い存在。
そうなっているのも事実。
そんな状況の中、乃木坂46がヒカキンチャンネルに登場した。

uuum(ウーム)に勝てる何かが必要


最近になって人気ユーチューバーが続々とuuumに所属するようになった。
uuumは芸能事務所のYouTube版といった感じのポジションになっている。

最初に発足した時は本当に人気だった人達、
しかも横の繋がりがあり、uuumの存在がない時から動画に登場してたり、
ユーチューバー同士で仲間意識があった人達の集まり。
そういうイメージだった。実際にそうだとは思う。

あくまでも少人数制で、お互いに助け合いながらより面白い動画を作っていく。
そういうイメージだったが、最近になって一気にクリエイターが増えた。
こうなってくると、芸能事務所と変わらなくなってしまう。

このまま突き進めばウームーが関係する動画は全てブロックするという流れか、
ウームーの人達だから応援するという流れ。どちらか2つ。
私個人的な意見としては、少人数の時は面白い事が起こりそうというワクワク感があったが、
人数が増えてくるにつれてちょっと残念な感じ。普通だなっていう。

ウームは凄く面白い事をやってるし、今まで日本になかった新しい仕組みを作った。
とても素晴しいのだが、ちょっと群がりすぎかな?とは思う。
最初は海外のように少人数でチームを作り、斬新な発想で展開していたのに、
これだと普通の企業と変わらなくなるのでは?と感じてしまう。
所属人数が多くなればなるほど規制を厳しくする必要があり、
所属するクリエイターの年齢が低くなればツイッターなどのSNSも今までどおり何でもつぶやくというのは難しくなる。どうしても飛び道具的な発想で動画を展開する事は難しくなる。
社会性、大人から子供まで安心して見れるか?子供が真似したら責任はどうする?
など必ず苦情が上がってくるようになる。
個人や少人数であれば特に対処をしなくても問題にはならないが、
企業が抱えているクリエイターとなると、ウームが責任を負う必要が出てくる。
こうなると現状のテレビと何ら変わらない。

YouTube内に何か対抗馬が出てこないとウームの一人勝ちとなり、
好きな人、嫌いな人、とハッキリと分かれてしまうようになる。

しかし事務所になる事でメリットも当然多くある。
今回公開された乃木坂46とのコラボなどは個人では難しい。

乃木坂46 × ヒカキン


これからも様々なゲストが登場すると言われているヒカキンの新しい撮影場所。
ヒカスハウス。今回の乃木坂46とのコラボはテレビとネットのメディアの垣根が上手く取っ払われたような雰囲気にはなっていると思う。この展開にいち早く乗り出してきた秋元さんは流石としか言いようがないのかもしれない。


当然なのだが、低く評価する数が多くなっている。乃木坂のファンの人の中には嫌だなって思う人も当然いるだろうし、芸能人と一緒に動画撮影してズルいって思う人も多くなる。
この流れが今後どうなるかは誰にも分からないが、テレビメディアとネットメディアのあり方が変わるのかもしれない。と少しだけ思った。
もしこれで乃木坂46やAKB48がYouTube内で面白い企画や番組を制作し、
それがヒットすればテレビ・メディアに出る必要がなくなってくる。
こうなってくるとテレビの存在は?
今でこそ大晦日は紅白にAKBが出演しているが、AKBグループでハングアウトを使って紅白のような歌合戦をし、司会をヒカキンがする。可能性がなくもない。
恐らくテレビ業界もネットやYouTubeがここまで影響力を持つとは思っていなかったはずだ。
私個人的な意見としては、本日の皆既月食のように日本人皆が同じ方向を向くような大規模展開がそろそろ欲しい。私は産まれていなかったが力道山のプロレスのような。
ネットの登場によって小さいコミュニティーで自分が本当に好きな事を追求できたり、同じ趣味を持つ人と関わりあう事が可能になったが、
そろそろ昭和的な皆で一緒に楽しむ盛り上がりが求められている気がする。
このままネットだけ、テレビだけ、と2極化が更に進むのは少し寂しいと感じる。

スポンサーリンク


スポンサーリンク

スポンサーリンク

0 件のコメント :

コメントを投稿