引越しをする時は荷造りの他に役所や郵便局への転出届など、多くの場所への連絡が必要になります。荷造りと同時に進めるので出来るだけ余裕を持って動くようにして下さい。引越し手続きで必要となる連絡先をリストアップしてご紹介します。連絡を忘れてしまうと郵便物が届かなかったり、住所確認が出来ないなど面倒な事になるので注意して下さい。
スポンサーリンク
引越しの手続きで必要となるリスト
連絡する場所は大きく分けて市役所と郵便局があります。市役所への届け出は資料を全て揃え1回で済ませるようにして下さい。窓口がバラバラの場合も多いですが、転居届けなどは一気に済ませる事で不届けを防ぐ事が出来ます。
市役所で行なう引越し手続き
引越し前に行なう市役所での手続きは以下の項目になります。
- 転出届け
- 国民年金・国民保険
- 印鑑登録
- そのほか福祉関係など
① 転出届け(転居届け)
転出届けと転居届けの違いが分らないという方も多いかと思いますが、転居届けは引越し先が同一市区町村内の場合に届け出を出します。転居届けは引越しが完了してからでないと受け付けてくれないので注意して下さい。引越しをする多くの人が同一市区町村以外かと思います。転居届けに必要となる書類などは以下の物が必要となります。
・本人を確認できるもの
・印鑑
・国民健康保険証
国民健康保険証は返納します。印鑑は市役所での手続きですので、シャチハタは使えませんので注意して下さい。本人を確認できる物は免許証などです。転居届けを出す期間は市役所によって様々です。引越し先が決まれば直ぐに受け付けてくれる場合や、2週間前から受け付けなどがあります。ご自分が住んでいる市役所のホームページなどで確認しましょう。基本的に転出届けは本人が市役所に足を運び手続きをしますが、親などが変わりに行なう場合には委任状が必要となります。市役所の窓口にも置いていますが、市役所のホームページから印刷して使うという事も出来ます。
② 国民健康保険証
会社員の方は社会保険ですので、会社の窓口で手続きを行ないます。自営業の方は国民健康保険証を市役所にて返納します。引越し先で新たに国民健康保険の手続きを行ないます。
③ 印鑑登録の返納
印鑑登録をされている方は印鑑登録証を返納すると、廃止届けが発行されます。転出届出書に記載されている転出予定日をもって自動的に削除されます。転出届けを出すタイミングと同時に印鑑登録の返納手続きも行なうようにしましょう。同一市区町村内への引越しの場合は提出する必要がありません。
④ その他
市役所で引越し前に行なう手続きとして、介護保険・児童手当・心身障害者福祉手当・転校届けなどがあります。ご自分に各当する手続きを市役所にて行ないます。
生活インフラなどで必要な引越し手続き
引越し前に行なう手続きは市役所で行なう手続きの他にも多くあります。これらの手続きを引っ越し前に行なっておかないと郵便物が届かなかったり、電気が付かなかったりするので注意して下さい。インフラ関係の手続きは以下です。
- 電話
- 電力
- ガス
- 水道
- 郵便
- インターネット
① 固定電話の工事連絡
固定電話の工事を行なうには事前連絡が必要となります。新居が決まれば局番無しの116へ連絡をするか、NTT東日本・西日本のホームページ上で手続きを行ないます。工事費は2,000円程度ですが、工事内容によって多少変動します。電話工事は全て予約制となります。出来るだけ早い段階で連絡をするようにしましょう。
② 電力会社への連絡
現在利用している電力会社へ利用休止する日にちを連絡し、次に引越し先の電力会社へ電力の使用を開始したい日にちを伝えます。実際に電力を使い始めたらリミッターに取り付けてあるハガキに記入し投函します。
③ ガス会社への連絡
電力会社への連絡と同じです。休止日と利用開始日をそれぞれのガス会社へ連絡します。電気よりもガスは管轄が細かく分かれているので分りにくいですが、新たな引越し先のガスがどの会社かのかは日本ガス協会で調べる事が出来ます。
④ 水道会社への連絡
電気やガスと同じです。休止日と利用開始日を水道会社へそれぞれ連絡します。
⑤ 郵便局へ住所変更届けをだす
郵便局に「住所変更届」があります。そのハガキに必要事項を記入し、ポストに投函するか窓口で直接渡す事によって引っ越してから1年間は、旧住所宛に届いた郵便物を無料で新住所へ転送してくれます。子供が東京で1人暮らしをする時など、1人だけが転居する場合であっても可能です。
⑥ インターネット
現在利用しているプロバイダーを新居でも使いたい場合や、全く別のプロバイダーに移行する場合など様々です。基本的には全てプロバイダーのホームページから連絡が可能です。新居のネット接続で工事が必要な場合は固定電話と同じように、工事予約が必要です。
引越しをするには荷造りと同時にこれらの事務手続きも必要となります。1度に沢山のことを同時進行する必要があるので、引越し準備は3週間前など余裕を持って行なうようにする事がお勧めです。市役所で行なう手続き・ライフラインの手続きと2つに分けて行なうと手続き忘れを防ぐ事が出来ます。
スポンサーリンク
0 件のコメント :
コメントを投稿