5月19日に突如として発表された
スマホアプリを使ってオリジナルTシャツが簡単に作れる
ユニクロの新サービスUTme!ですが、
発表直後から規約に納得出来ない人達が続出。
しかし、わずか一日でユーザーが納得できる対応を発表した。
どのように変わったのか、一連の流れを見てみましょう。
以下は規約変更前の5月19日に記載した記事です。
ユニクロがオリジナルTシャツを簡単に作れるサービスを開始しましたが、
気楽にTシャツ作れるなんて便利!
って飛びつくと厄介な事になりそうな予感がします。
自分でオリジナルデザインを作っていつの日か、
大量に販売したい。とりあえず完成品をユニクロで安く作ってみるか。
この使い方は絶対に避けるようにした方がいい。
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著作権はユニクロに無償譲渡されるので注意が必要
ちなみにユニクロが開始したUTme!でオリジナルTシャツを作ると1枚1990円です。
1990円で自分だけのデザインで、しかもスマホで簡単に制作ってなると凄く魅力的なサービスに思うのですが、著作権はユニクロに無償譲渡されます。
規約を読むのが面倒って人も多いかと思いますが、
UTme!の規約第九条の中にこんな部分があります。
・ユーザーは、投稿データについて、その著作物に関する全ての権利(著作権法第27条及び第28条に定める権利を含みます)を、投稿その他送信時に、当社に対し、無償で譲渡します。(UTme!利用規約)
・ユーザーは、当社及び当社から権利を承継しまたは許諾された者に対して著作者人格権を行使しないことに同意するものとします。
・ユーザーは、当社が実施する各種キャンペーン等に投稿データが使用されることに同意するものとします。
つまりUTme!に投稿されたデザインをユニクロは自由に使っていいし、
全国のユニクロ販売店でUTme!に投稿されたデザインのTシャツを売る事も可能です。
ですので、彼氏・彼女と付き合った記念に自分達の顔写真でTシャツを作ろう!とか、
子供の誕生日に顔写真Tシャツを作ろう!ってのは避けた方がいいかも?
そして最初に記載した、デザイナーの人が試し刷り感覚で、
UTme!を利用するのは絶対に避けるようにしましょう。
ここまでが、発表された時に記載した情報です。
そして本日5月20日には、
ユーザーからの声を受けて規約を変更すると発表されました。
ITmedia に詳しく記載されていますが、
この対応の早さが少し気になる。
今やこういうサービスはネットを使ってツイッターや、
フェイスブックで拡散される事が多い。
様々なサービスが競い合っている中で飛び抜けるには、
何かの仕掛けが必要になる。
つまり規約にわざとユーザーが不満に思う事を加え、
炎上商法とは少し違うが、爆発的な拡散力を持たせたのではないだろうか?
「ユニクロでオリジナルTシャツが作れるサービスが開始された」
という事よりも、規約に対する不満で5月19日爆発的に拡散された。
これがユニクロの戦略だとしたら?実によく出来た宣伝手法だと思う。
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