正社員で働くメリットが無くなり契約社員と副業で稼ぐ自由な生き方


このブログでは何度か仕事や働き方について記載した事がありますが、
PRESIDENTオンラインにてなかなか面白い記事がありました。
日本では終身雇用に多くの人が憧れ、就活に必死になる。
しかし海外では終身雇用の方が珍しく、
1つの会社でスキルアップすれば次の会社へ移る。
この働き方は一見凄く羨ましいように思うのですが、
自分の能力と稼げるお金が密接に関わってくるようになります。

週休4日・月収15万で健全な働き方とは


PRESIDENTオンラインの


という題名からかなりインパクトがある記事。

私の友達で海外に留学し、そのままアメリカで働き続けている人がいるのですが、
やはり働き方は日本と全然違う。今は30代になり、結婚もしていますが、
大学卒業後はひたすら自分のスキルアップ。
卒業後は出来る事も経験も少ないので、当然給料も少ない。
ですがどんどんスキルアップし、会社もステップアップし、今や大手で働いています。
友達はまだまだ上を目指して日々奮闘しています。

私個人的にも20代は旅行に行ったり、留学したり、勉強したり。
自分の時間をフルに使って自分をどんどん高めていけばいいと思うのですが、
「週休4日・月収15万」の働き方は捉え方を間違えると日本では通用しない。

未だに終身雇用、新卒採用が根強く、価値あるものとして君臨している日本。
これがひっくり返らない限りは難しいのが現実。
それを跳ね返せる覚悟とやる気があれば素晴らしい働き方。

正社員に魅力を感じないなら派遣と副業で稼ぐのもあり


彼らにとって20代という10年間は、自分を模索するための試行錯誤の猶予期間、健全な「モラトリアム」なのです。日本の若者も、これまで「当たり前」だった就労モデルへの危うさやバカらしさに、そろそろ気付き始めてるんじゃないでしょうか?

私は30代前半ですが、周りにはサラリーマン、個人事業主、クリエイター、農業。
などで働く友達がいますが、割合はサラリーマンが7で個人事業が3ぐらいです。
私より少し上の35歳以上の世代になると、
サラリーマンの終身雇用が当然という考えが一気に増えます。あくまでも私の周りの話ですが。私は氷河期世代と言われていた世代でした。
大学を出ても就職先なんてないし、求人が凄く少ない。ビックリするぐらい少なかった。

就職を最初から諦め、海外留学する人、派遣で働く人、実家に帰って農業を継ぐ人。
様々です。今考えれば、就職する事が当たり前の時代じゃなくなる転換期だったからこそ、
私自身も夢を追いかけ続け、何とか憧れの職業に就けたのかな?とも思います。

ただし、稼げる人と稼げない人にかなりの差が出るのは事実。

20代は遊びも仕事も恋愛も精一杯に楽しむ


「若いうちは脇目もふらず全力で仕事に打ちこめ! 」という人もいますが、もうそんな時代ではありません。生活環境が底上げされ、若者の多くは、ただ稼いで消費するだけでは充実感を得られない。それは、単なる「甘え」ではありません。仕事や職場が、人生のほとんどを担ってくれたのはもはや過去の話。社会の変化に対応できるか否かの、非常に深刻で複雑な課題に直面しているのです。


社会の変化に対応すると自分を見失ってしまい、
ただ働きたくないだけ。ただ誰にも指図されず、勝手に生きたいだけ。
となってしまうような気がします。

ネットの普及とスマホによって様々な情報が表に出るようになりました。
社畜やブラック企業なんて言葉は今や当たり前。
でも捉え方によっては人それぞれなんですよね。

漫画家、看護師、美容師、その他多数、研修期間や売れるまでは稼げるお金が少ない。
でも多くの人がそれは分かった上で夢を目指し、頑張るわけです。

自分が目指している職業が社会的にはブラックという風潮になっている。
もしくは、就職するまで知らなくてもいい情報をネットで見てしまったので、
実際に体験する事もなく諦める。これは凄くもったいないように思います。
インターネットは凄く便利ですが、自分の頭で考え、最終的に自分で判断しないとそれこそ社会の変化の波に飲み込まれてしまい自分を見失う。

ネットの中では大人も子供も同じで、世代、性別、国。様々な人が入り混じった環境です。
世界中の人と連絡が取れるし、知りたい情報がすぐに手に入る。
昔は子供が大人と関わる機会は凄く少なかったけど、
今は当たり前のように大人の意見を子供が見れるし、考え方も知れる。

生きているとお金が必要だし、何らかの仕事をしないと生活が出来ない。
夢なんて見るだけ無駄っていう大人が多くなるのは当然だし、
社会は厳しいっていう大人が増えるのは当然。

でも実際にそういう風に言っている人達が言う社会っていうのは、
自分が働いている会社の中だけだったり、テレビで見た情報だったりってのが大半。

20代の時は様々な人と関わり、多くを経験し、人を見抜く力、生きる術を身に付ける。
そのためには恋愛・遊び・友達・旅行・趣味・勉強。自分が好きと思える事にとことん没頭し、
失敗を恐れずに前に進み続ける事だと思います。
自分を信じ続ける。

私の経験としては、若い世代に対して、今の若者はと頭ごなしに全てを否定する人とは、
特に深く関わらないで良いと思います。誰もが若い時に同じような事を経験しているし、
自分だって昔は子供だったはず。
それを棚に上げて否定する人には立派な大人は絶対とは言わないが、ほとんどいない。

自由に生きるという事は誰のせいにも出来ない覚悟

若くて独身であれば、月15万円あれば都心でもなんとか生活できるし、週4日の休みがあれば、仕事以外のことも本格的に取り組めます。休みの取り方も基本的には自由なので、例えば、普段は郊外の田舎や実家に住み、勤務日のみ会社近くのビジネスホテルに泊まるということも可能です。平日に格安航空会社を使えば、毎月の海外旅行も夢ではありません。モラトリアムがずっと続くのは問題ですが、大学卒業後、20代に限っていえば、このようなワークスタイルはむしろ「健全な寄り道」だと思います。

月15万で都心は難しいように思います。23区だとほぼアウト。
15万円を稼ぐという事は、扶養者を外れ、自分で国民健康保険や年金、
市県民税、その他諸々を支払っていく必要があります。
社会保険があり、厚生年金を差し引いて手取り15万なら何とか可能。

寄り道をし、就職を遅らせ、様々な経験をするという事は覚悟が必要です。

今も根付い新卒採用と、履歴書という謎の紙。
大学を卒業し、派遣社員で週に3日働き、他の日は勉強などに費やす。
私はこの働き方は凄く良いと思うのですが、
次の就職先へ面接に行った時に必ず突っ込まれるとは思います。
もしかしたら書類選考の時点でアウトかもしれない。

週に3日働ける会社に保険が完備されていなければ、
自分で健康保険を払い、国民年金も支払う。
国民年金は30歳まで収入が少なければ、自分で役所に行き、
免除申請を行えば免除が可能となる。
ただし、免除申請した分を後から支払わなければ貰える年金の金額も少なくなる。
免除申請をせずに払いたくないという理由で無視していれば、
最悪の場合、財産の差し押さえとなる。

国民年金1つ取っても結構面倒だが、世の中には面倒な事が山ほどある。
仕組みがおかしなままそれが当たり前になっている事、
ちょっと自分で簡単な手続を行えばお金の負担が軽減する事。

これらを全く無視し、自分は好き勝手に生きる。
という理由で「ゆるい就職」はちょっと違う。
自由に生きるためには様々な事を勉強し、生きる術を見つけ出さないといけない。
社会が、親が、友達が、環境が、と何かのせいにする癖が付くと抜け出せない。
この人嫌だなって思っていたような大人に自分も気づけばなる。

「ゆるい就職」という言葉は好きではないが、
こういう働き方もあるよ。っていう風潮がいい方向に流れれば、
googleやamazonなど今の日本では絶対に出てこないような自由な発想と、
独自の技術で世界を動かすような企業が日本にも誕生するような気がする。
ただ日本人が作り出す繊細な技術は絶対に大事にするべき。

正社員でも派遣でも個人でも幸せなら何でもいい


「正社員」というのは、法的根拠のない概念です。正規雇用でも解雇はされるし、契約社員だからボーナスをもらえないというわけでもない。所詮は個人と組織の約束事であり、ただの枠組みの一つにすぎない。そんなマジックワードに、いつまでも縛られているのはあまりに危険で滑稽です。そもそも、仕事のために人生があるわけじゃなかったはずです。

本当にこの通りだと思います。
あの有名な坂本龍馬が中心となり出来た海援隊が日本の株式会社の最初だと言われていますが、近江屋事件で坂本龍馬の後を後藤象二郎が引き継ぎ、その後、岩崎弥太郎へ。
そして三菱の誕生。
このように考えると嫉妬して龍馬が大嫌いだった弥太郎が作り上げた三菱って本当に凄いと思います。慶応から明治に世の中がひっくり返るような出来事がなければこのような企業が誕生するのは難しいかもしれないが、正社員という当たり前に疑問を持つ人が増え、少し時代が揺らいでいる今、しかもオリンピックが日本で開催される事が決定したいま。
弥太郎ぐらいの覚悟を持ち、本気で世の中をひっくり返したいと動く人が出てくるかもしれない。仕事のために人生があるのではなく、様々な経験をし、
他人と喜び合い、幸せを分かち合う。
良い商品、食べ物、サービス、情報、を提供する代わりにお金を頂く。

もしかするとお金その物の価値が全く変わっている可能性だってある。
最初の日本銀行券は、
1885(明治18)年に発行された銀貨と交換できる兌換(だかん)銀券(大黒札拾円券)
とされています。この紙は銀と交換出来ますよ。っていう証明証のような物。
これがわずか130年ほど前の話ですから、全く新しい価値観が出てきてもおかしくはない。
ビットコインがその中の1つだとは思うが、定着するのは難しそう。


少し話がそれてしまいましたが、
世間体が気になる、友達が企業に就職するなど、周りに流され本当は本気で挑戦した事があるのに、投げ出してしまうのはもったいないと思います。かと言ってご年配の方や親に向かって好きな事して生きればよかったじゃない!って言うのも少し違います。
昔は物がなく、食べるのも大変。生きるために必死にならないと駄目だった。
子供が出来れば必死に働いて立派に育てないといけない。

自分が好きなように生き、自由な生活をし、本気で何かを目指すなら言い訳をしない事です。
決して楽な道じゃないし、近道でもない。一生を共にしたいと思う人とめぐり合えば2人で一緒に叶える夢になるかもしれない。この世で数少ない平等。その中に時間があります。寿命は人それぞれ違いますが、1秒、1分、1時間、1日は全員平等です。どのように使うかは自分次第。

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