東京オリンピック開催決定から1年経過したのに日本の企業に元気がないのは何故?



ソニーの決算見通しの大幅下方修正が発表されました。
日本企業の元気がない。
理由は様々あるだろうが、私個人の意見としては、
日本人の技術を安売りし、画期的な発想に挑戦しなくなったから。
だと思われます。自信を失っている感じがします。
そして東京オリンピックの開催が決定し、
1年が経過している事実。信じれますか?1年ですよ?
何かあれから変わりましたか?目標に近づきましたか?

10年前の女王の教室での発言が的を射ている



昨日ツイッターで女王の教室での発言が的を射ていると話題になりました。
女王の教室が十年前という事にちょっと衝撃を受けた。
志田未来さんがもう大人の女性になっているのですから当然なのですが、
ビックリです。私が見ていた時は20代になったばかりぐらいです。
そりゃー年も取るはずですね。

当時は画期的なドラマで苦情も相当多かったのですが、
変更する事なくそのまま放送されました。
先生は何を伝えたいんだろう?どうして生徒にここまでするのだろう?
と気になって見ていたのを覚えています。
そして徐々に見えてくる生徒に伝えたかったこと。
最高に面白かったです。

そしてツイッターで話題になったセリフが以下です。
「いい加減、目覚めなさい。日本という国は、そういう特権階級の人たちが、楽しく、幸せに暮らせるように、あなたたち凡人が、安い給料で働き、高い税金を払うことで、成り立っているんです。そういう特権階級の人たちが、あなたたにち何を望んでいるか知ってる?今のままずーっとおろかでいてくれればいいの。世の中のしくみや、不公平なんかに気づかず、テレビや漫画でもぼーっと見て何も考えず、社会に入ったら、上司の言うことを大人しく聞いて、戦争が始まったら、真っ先に危険な所に行って戦ってくれればいいの」
凄いセリフですよね。でもちょっと疑問に思ったのが、ツイッターではこのセリフと共に天海祐希さんの演じる先生の顔の画像が貼られていたのですが、何故かこの画像は不適切な内容を含んでいる可能性がありますという警告が出ます。もちろん肖像権の問題で天海祐希さんの画像を使うのは問題なのですが、普通はこのような警告は出てきません。
誰かが拡散する事を拒んでいるのでしょうか?

そしてこのセリフは強烈で的を射ているのは確かなのですが、
私が凄いと関心したのが、テレビや漫画をぼーっと見て何も考えず。
っていう場所ですね。ドラマですから当然テレビで放送されているわけです。
にも関わらずテレビでもぼーっと見て。という表現はかなり攻めている。
最終回では23.5%という高視聴率をマークしました。

この攻めの姿勢が日本に無くなっている。

攻める事が難しくなった今だからこそ



今年の秋には続編が放送されると噂される「半沢直樹」も攻めて高視聴率をマークした。
攻めて失敗したドラマも当然ある。
芦田愛菜さんが主演だった「明日、ママがいない」
私個人的には面白いというか、考えさせられるドラマで良かったのだが、
クレームが殺到し、スポンサーが全ており、公共広告機構のCMに全て切り替わるという凄い状態へとなった。何処かの企業がスポンサーとして残れば良かったのにと思う、

クレームを入れた人の多くはドラマの本筋を見ていないだろうし、
何よりもあくまでもドラマであって、フィクションという事を抜きにしている。
少し過激な話が駄目という事になれば本もアニメも映画も音楽であっても駄目になる。

「明日、ママがいない」があそこまで追い詰められたのは、
女王の教室の台詞でもある特権階級が関係していると予想できる。
何処か力の強い場所が動いたから。
今でこそ簡単に誰でも予想出来るようになったが、女王の教室が放送されていた当時は、
ネットはあったが、そこまで多くの情報は出てなく、触れる時間も少なかった。

なので特権階級や、ちょっとした裏話は都市伝説的だったのだ。
「実際にそうだったら凄いよね」という感じ。
しかしスマホの普及やフェイスブック、SNSの登場によって本当に正しい情報が表に出てくるようになった。何よりネットを利用する人が本当の情報を求めるようになった。

よくテレビでネットの人達という表現の仕方をするが、
ネットの人達って別にネットの世界に住んでいる人達じゃないし、
同じ会社や学校、普通に電車で隣になる人達じゃないの?って思う。
署名になったからと言って人間が正反対になるわけでもなく、
あくまでも本音が出やすくなるという事だと思う。

ネットでは本音と建前が凄く難しいが。

日本の企業だから日本人を信用し、大切にするべき



ソニーにしても、トヨタにしても世界で勝負出来る日本企業なのに、
最近は元気がない。そして日本人を大切にしていない。
目先の利益よりも、いい商品を作りたいという企業の姿勢が見えない。

アップルにしても、グーグルにしても、アマゾンにしても、
最初は凄く小さい会社。会社ではなく、学生から始まった。

企業を続けていれば当然業績が落ちる事もあるし、
商品が全く売れなくなる事もある。
アップルにしても同じだ。
G3やG5というコンピュータが爆発的に売れた。
今までにないカラーリングで、パソコンに触れた事がない人達にも売れた。

丁度インターネットの定額制が普及し始めた頃で、
多くの人達がネットに触れるようになった頃だ。
だが、Windowが爆発的に普及する。
Windowの戦略が上手かったのか、価格が安いからなのか、
企業との提携が上手かったのか、何が最も関係していたのか定かではないが、
最終的にはWindowの圧勝となる。

そして2000年代前半はマックは高い。
パソコンを購入する中にマックが選択肢に入らない人達が増える。

だが現在どうだろうか?

iPhone・iPad・macbook

スタバでマックを広げてドヤ顔するという表現が誕生するほどに、
マックはカッコイイ。という流れに。
スティーブ・ジョブズが天才的というのは当然なのだが、
やはり同じコンセプトで続けてきたから今があると私は思うのです。
顧客を大量に確保するために値段を下げるわけでもなく、
あくまでもシンプルで使いやすく、デザイン性に優れている。
制作コストは当然高くなるから販売価格は下げられない。

もしこの姿勢やコンセプトを途中で崩してしまい、
アップルは安くて無難というイメージが付いてしまっていれば、
絶対に今のような現状にはなっていない。

ソニーだってトヨタだって同じだと私は思います。
十分に世界に誇れる技術を持っているし、製品開発も出来る。
それに世界的ブランドになっている。
だけど現状、元気が無くなってしまっているのは、
技術を安売りし、コストを下げる事に必死になり、
本当に技術を持った人を切り捨て、細かな作業を得意とする日本人を、
どんどん排除しているからだと思うのです。
マニュアル化出来ない部分をもっともっと大切にするべきではないでしょうか?

もっとお金に貪欲になり、未来に目を輝かせる



そして働く側の意識も大きく関係しているように思います。
戦後は物がなく、必死になる必要があった。国も国民も。
だけど国が成長しきって行き場所が分からなくなった。
成長しきった時に産まれたのが、現在の20代後半から40代前半ぐらい。
私も30代前半で、ずっと感じてきました。

ずっと不況だし、バブルなんて子供の時でほとんど知らない。
就職する時には就職氷河期で、年金は高くなるし、消費税も上がるし、
この先日本がこれ以上成長し、また活気がある時代が来るなんて、
全く想像出来なかった。
だけど昔みたいに食べ物がなくて困ったり、物がなくて困るという経験がない。
そうです。完全に飽和している。

ある程度の生活水準が保てればそれでいい。

この感情になるのは当然ではないでしょうか?
いかに無難に生き、ある程度の貯金をし、出来るだけ保守的に生きる。

でも東京オリンピックがありますよ?
ずーーーっと暗いトンネルを歩き続けてきた世代にとっては、
はじめてきたビッグチャンス。
それこそiPhoneの購入に毎回並んでいるビッグウェーブさんみたく、
このビッグウェーブに乗らない他ないでしょ!

東京オリンピックの時には港区のタワーマンションに住むとか、
結婚してるとか、独立するとか、何でもいいと思うのです。
日本人が皆一緒になって見る目標が出来ました。東京オリンピック。
あと六年を切りました。でもまだ六年あります。
もう一度気合を入れなおし、直ぐに動くか、
いやーまだ六年もあるし。と変わらないでい続けるか。

凄く大きな差が出てくると思います。
この世の中って絶対に平等には出来ていない。
サザンの新曲にもあるように、皆で一緒にチャンスを掴みましょう。
手を伸ばさないとチャンスを掴むことが出来ません。
私はオリンピックまではとりあえずガムシャラになってみようと思います。

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