マルチ・タスクマネジメントが出来ない人は仕事で失敗する恐れがある

マルチ・タスクマネジメントという言葉をご存知でしょうか?
学生のうちは1つの事に集中して没頭しても困るという事はありませんが、
社会に出るとそいうわけにはいきません。



マルチ・タスクマネジメントは必須



社会に出ると「何でこんな事できないの?」と思う人に多く出くわします。
会社に入ったり、自分で企業をしたり、クリエイターになったり。
将来どのような職業に就いたとしても必ずマルチ・タスクマネジメントの
スキルが必要となります。

仕事は1つだけの案件であれば誰でもこなす事が出来ます。
しかし働くという事は多くの案件を同時に抱え、同時に進行していきます。
もちろんどの案件も失敗があってはいけません。

では仕事が出来ない人とはどういう人なのか?

多くの案件を抱えると締め切りが守れなくなったり、資料作成が間に合わなかったり、
同時進行が出来ない人です。
多くの案件を抱えて仕事をする。という事は誰もがやってる事です。
マルチ・タスクマネジメントという言葉を知らなくても自然と出来ています。

仕事が出来ない人というのは同時進行が出来ないのです。
ですのでミスが多くなったり仕事が遅くなったりします。

生活の中でもマルチタスクは必要


料理を作る工程を想像して下さい。

料理も一品を作るだけであれば誰でも出来ます。
しかし料理は一品だけでなく、サラダ・メイン・味噌汁・ご飯。
など様々な料理を同時に作り、同時に出す必要があります。

まずご飯が炊けていないのでご飯が炊けるように夕方にはセットしておく必要がある。

メインが肉料理であれば肉の下ごしらえをする。

味噌汁を作るため鍋にお湯を沸かし、食材を切る。
味噌汁の食材を切るついでにサラダの野菜も食べやすい大きさに切る。

肉料理を炒めるのと同時に味噌汁を作っていく。

サラダをお皿に盛り付け、ご飯をよそう。

メインと味噌汁を食卓に並べて完成。

このようにして様々な工程を同時進行で行い、
食卓で食べる時には料理が冷めてなく、美味しい状態。

これが食事を作る時のマルチタスクです。

料理を作る順番ややり方は人それぞれですが、
結果として全ての料理が冷めずに同時に食卓に並んでいる必要がある。

仕事も同じで、工程は人それぞれで良いのですが、結果が完璧でないと
相手にもしてもらえません。

マルチ・タスクで自分をコントロール


マルチ・タスクの方法は多くありますが、
一番簡単な方法としてはカレンダーを使用する事です。

まずはカレンダーにスケジュールを書き込みます。

(会議・プレゼン・営業・顧客管理など)

書き込んだスケジュールを見て計画を立てます。

プレゼンを行なうには当然資料制作が必要になってきます。
資料を制作するには情報収集、データ管理、チェックなど
様々な工程があります。これらを行なうのに必要な時間と自分の能力を考え、
資料制作は火曜の午前3時間。などと細かくタイムスケジュールを書き込んでいきます。

時間を細かく記載し、計画を立てていく事で自分の行動をコントロールする事が出来ます。

仕事の場合は多くの案件が同時に進行していくので、頭の中で把握し、
計画を立てるという事が難しくなります。

夏休みの計画表と同じ


夏休みの計画表を小学校の時に制作したと思いますが、
マルチ・タスクマネジメントはあれと同じです。

「宿題を早く終わらせて後半は遊びたい」と考える人であれば
一日に宿題を何ページ終わらせる。という計画を立てます。

逆に「夏休みの前半は遊び、後半で一気に宿題を終わらせる」
という人はあまり計画を立てずにその場の雰囲気で頑張る。

どちらも結果として提出日までに宿題が出来ていれば良いのです。

しかしこれはシングルタスクです。

有意義な夏休みを過ごそうと思うと家族と旅行に出かけたり、
昆虫が好きだから夏休みの間に昆虫採集をしよう。

こなってくるとマルチタスクになってきます。

子供の頃の夏休みを見てもシングルタスクとマルチタスクでは
大きな差が出てきます。何となくでは出来ないのが人間なのです。

シングルタスクなら完璧に出来ます!

そんな事当たり前です。多くの案件を同時に抱えながら
完璧に仕事をこなし、成果を出す。
これが普通に働いている社会人です。

マルチ・タスクマネジメントが苦手な方はまず自分の行動をしっかりと管理できるように
なり、心に余裕が持てるような仕事をするように心がけて下さい。
些細な事ですが大きな差が出てきます。

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