消えるボールペンを手紙や履歴書に使用しては駄目!-20度で復活

近年の文房具の中でも爆発的なヒットを飛ばしている消えるボールペンですが、
手紙や領収書に使用しては駄目というのをご存知でしたか??
これはボールペンで書いた文字が消える原理が関係しています。
分りやすく解説ます。

マツコの知らない世界というゴールデンで放送されていた
コーナーの1つで文房具特集があったのですが、
消えるボールペンは手紙や領収書に使用しない方が良い!という情報が。

消えるボールペンの原理が関係


消えるボールペンが消える仕組みはボールペンのインクが65度以上になると消える
特殊なインクを使用しているからです。
ですのでインクが消えるボールペンの先に付いている
消しゴムのような物で擦ると摩擦によって温度が上昇し、
インクが消えるという仕組み。

手でこすったりしても消える!
ドライヤーの風を当てても消える!!

この情報は知ってるっていう方も多いかと思いますが、
その他に驚きなことが。

マイナス20度以下になると文字は復活するそうです。

という事は実際に紙から文字が消えてるという事ではなく、
文字が見えなくなっているだけという事です。

手紙や領収書に使用しては駄目


先ほど書いたように消えるボールペンというのは65度以上で消え、
-20度以下で復活します。

郵便で手紙を出すと郵便局で自動仕分けが行なわれますよね。
この時に郵便番号を読み込むために機械の中を通ります。この機械の温度が
高いので消えるボールペンで書いた宛名や内容が消えてしまう可能性があるそうです。

もう1つ他の理由として寒い地域に送る時には-20度になる事もあります。
日本でも北海道や東北では-20以下になるという地域があります。

家やオフィスに送るんだから関係ないでしょ?って思うかもしれませんが、
郵便配達を行なう時には配達員がバイクなどで配達します。
ですので寒い日には
-20度以下の場所に郵便物があるという可能性は十分にあるのです。

もしこのような場所に手紙を送った時にどうなるか?

文字が復活しています。自分では消したつもりでも全ての文章や誤字脱字など
全てが復活しているのです。という事は間違えて書いた文字を一度消して
その上から改めて書き直した場合には全く読めないような文章になっています。

領収書に消せるボールペンを使用してはいけない理由としては、
消せるボールペンで記載した領収書はいくらでも改ざんが出来るからです。
普通の人は改ざんしようなんて思わないと思いますが、
税理士の方や税務署の方はこの情報を当然知っていると思うので、
消せるボールペンで記載された領収書は経費として認められない。
っていう事があるかと思います。

このような理由から消せるボールペンの発売が禁止されている国もあるのです。

履歴書に使用するのはNG


履歴書に消せるボールペンを使用しても大丈夫と思っている
方もいると思いますが、正式なビジネス文書は消えるような物で書くのは駄目です。
もちろんシャーペンや鉛筆も駄目です。

アルバイト先へ提出する履歴書なら
消えるボールペンという事が判断されるかは微妙ですが、
就職などで企業に提出する場合には絶対にNGです。
消えるボールペンと普通のボールペンはよく見ると違いが分ります。
人事部や書類選考を行なっている方は当然これらの見分けは出来ると思います。

履歴書を作成する時に不安がある方は鉛筆で下書きをし、それからボールペン
などで清書をするようにして下さい。履歴書を書くときには誠意が一番大切です。

今回ご紹介した情報は消えるボールペンやホームページにも掲載されています。
ホームページには60度以上、マイナス10度以下となっています。
消えるボールペンはとても便利ですが使用する用途を考える必要があります。

スポンサーリンク


スポンサーリンク

スポンサーリンク

0 件のコメント :

コメントを投稿