天体には詳しくないが、宇宙には興味が自然と出る。
本日2013年10月21日はオリオン座流星群がピークを迎える。
時間は23時から明日の明け方まで。何だか最近、流星群来すぎじゃないですか？
昔からこんなに流星群って現れていたのだろうか？
と思って少し昔のことを思い出していたら2001年しし座流星群を思い出した。
2001年11月18日しし座流星群
当時の記憶は今でも鮮明に覚えている。
この記憶があるから今ではあまり流星群に期待をしなくなったのです。
当時私は二十歳でした。元気も有り余っている時期。
しし座流星群のピークが「来る来る詐欺」みたいにメディアで報じられていたんですよね。
その当時は今ほどネットに正確な情報が上がらなく、情報も遅い。
何より光回線でもなかったし、スマホなんて存在すらしていない。
とにかく新聞・テレビが主な情報源の真っ只中。
その年は流星群の話題が頻繁に出ていました。
2001年と言えばミレニアムイヤーなんて言葉もまだ記憶に新しい頃ですよね。
ノストラダムスの大予言を小学生から何年もの間信じていたのですが、
結局何も起こらず平然と時代は進んでいきます。
そしてテレビで今日は流星群が見えるかもしれない。そんな報道がされた日に友達と一緒に見に行ったのを覚えています。何処か広い場所はないかと思い、気合を入れて海まで行きました。人はまばらで何人かが寝転んで星空を眺めている感じ。
「あれ？テレビであんな騒いで人これだけ？」
もう嫌な予感しかありません。見上げた空には雲が。
星すら見えません。せっかく一生に一度見れるか見れないかの大流星群なのに。
結局友達と寝転びながら寒さに耐え、くだらない話をしただけでした。
が、次の日のテレビでは大流星群はまだ先との情報が。
まーその当時のテレビはそんな物です。
しかし今度こそ本当に大流星群が見えるらしいとの情報。
私の中では全く信じていませんでしたが、部屋の外から母親が慌てて私を呼ぶ声が。
「凄い流れ星！！！」
私が見上げた空には光のシャワーのように流れ星が次々に流れていました。
アニメとか映画でしか見たことのない光景。信じられない。
何時間でもずっと眺めていられる。次々に空から降る流れ星。光の大きさもバラバラで速度もバラバラ。でも全て流れ星。嘘みたいな光景。
私が住んでいる場所は普通の住宅地です。夜になっても真っ暗にはならないし、
コンビニも歩いて行ける。でも見えるんですよ。大流星群が。
今夜も少し期待してオリオン座流星群を眺めてみるが、2001年しし座流星群は超えないだろうね。過去の自分に2001年11月18日は山奥か星空が綺麗な場所に意地でも行け！
って教えてあげたい。
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