お金が貯金出来ない人はローンで買い物をしない事からチャレンジする


お金は生きていく上でとても大切な物ですが、貯金が出来る人と出来ない人にハッキリと分かれてしまいます。本当は貯金をしたいと思っているのに気付けばお金がなくなっている。
給料日には美味しい物を食べたり、給料日に合わせて高い買い物をする。
お金が貯金出来ない人はローンで買い物をするという習慣を捨てる事から始める方法がお勧めです。経験談と共に無理なく貯金をする方法をご紹介します。

ローンでの買い物をしない事でお金を管理して貯金


高価な買い物をする時にローンはとても便利なのですが、
自分のお金じゃないという感覚になってしまい、
本来の支払能力以上の買い物をしてしまいます。
私も学生の頃はパソコンや楽器など高価な物をローンで購入していました。
学生時代は親の承諾が必要でしたが、アルバイトをしていたので何とか承諾も可能。

ローンの恐ろしさを若い頃に体験出来たのが今では良い経験だと思っています。

アルバイトでの給料は平均で六万円程度。
ローンの支払いが三万円程度にまでなっていました。

でも感覚が既に鈍っているんですよね。月に1万円程度のローンならまだ組める。
大きな間違いなのですが、ローンで買い物をする事に慣れている本人には分らないのです。
高価だけど、少し欲しい。物欲が抑えられない。そして1万円のローンを組んで買い物。

ひと月に使えるお金は残り2万円となります。
ここまで来ると少し気付きだします。「何のためにバイトしてるんだろう?」

ローンの1番怖いところは商品を直ぐに手にする事が出来るけれど、
支払いは何年も続くのです。人間はよく出来ていて、商品が手に入ると飽きが来るのです。ローンの支払いが半年近くになると完全に商品には飽きています。
どんなに高価で欲しかった商品でも同じです。
するとローンのために働くのが嫌になってきます。そして負の連鎖の始まり。

私が学生時代の頃には全く貯金出来ませんでした。当然ですよね。
欲しい商品があればローンを組んで手に入れる。支払いはギリギリ。
幸いにも私は学生時代にこの経験をしたのでお金を借りるという事まで至りませんでした。

ある時期に自分が何故アルバイトをしてお金を稼いでいるのか、
お金を稼ぐとはどういう事なのか。全てが分らなくなり、ローンで買い物する事をやめました。
ローンが残っていたので1年ぐらいは支払いが続きます。

そしてローンの支払いが全て終わって始めての給料日には母親にケーキを買いました。
ケーキ代なんてローンの支払いに比べれば本当に安い物です。
ケーキを買っても銀行の口座にはバイト代のほとんどが入っている。
働くっていうのは人に喜んでもらい、社会貢献をし、そして稼いだお金で更に人を喜ばせる。

この事に気付けたのが私の救いでした。

高額な商品が欲しくなっても貯金してから購入



人間の物欲を抑えるのはとても大変です。
物欲は特に抑えなくて良いと私は思いますが、高額な商品を購入する時には必ず貯金をしてから現金で買うようにする方法がお勧めです。
現金で購入する事のメリットは多くあります。

  • 商品代金+消費税だけでいい
  • ローン会社への金利の支払いが全く発生しない
  • 自分で働いて購入したという実感と満足感がある
  • 収入と支出の計算が確実にできる

最後の収入と支出の計算が確実に出来ることが現金で商品を買う最大のメリットです。
商品を購入すれば当然お金は出ていきますが、お金が出て行くのは商品を買った日だけ。
これがとても重要で大事なのです。
ローンで買い物をすると口座から自動引き落としで、自分は何円の物を何月何日に購入し、
金利が何パーセントで、商品代金に何円プラスして払っているのか。
この感覚が無くなってしまうのです。

商品を購入する時は現金一括払いというのは、どんなに高額な商品になっても同じです。
車・家など百万円を越えるような商品であっても同じ。ローンは組まない。

住宅ローンを組んでいる人はとても多いのですが、住宅ローンほど怖い商品はありません。
金利の変動で毎月の支払いが大きく変わってきます。ローンの年数も10年以上。
リーマンショック以降に住宅ローンが支払えなくなり、借金を抱えた人が多くいました。

オリンピックで七年後の自分を想像した方は多いかと思いますが、住宅ローンのように何十年も先の自分をリアルに想像出来るでしょうか?
本当に仕事はしていますか?稼いでいますか?
住宅ローンと言うと響きは良く、誰でも当たり前に使っているのですが、
他人にお金を借りて商品を購入している事に変わりないのです。

誰かにお金を借りている以上、返済義務が発生します。
それはどんなに自分が辛い立場になった場合、何かの災害や火災で家が無くなってしまった場合でもお金を返済するのです。住宅ローンと保険はこの世の中の買い物の中で最も慎重になる必要がある商品だと考えるようにして下さい。一戸建てに住むのであれば、賃貸・公団などに住んで地道に貯金をする方法がベスト。賃貸の一戸建ても最近では多くなっています。

クレジットカード払いのメリットを明確にして活用する


クレジットカードで買い物をする方は多いかと思います。インターネットの買い物でもクレジットがあれば支払いもとても楽ですし、無駄な代引きなどの手数料を支払う必要もありません。しかしクレジットカードも使い方を間違えれば失敗します。

私が最もお勧めするのは一括払いのみでの使用。

クレジットカードは最近リボ払いが使えますが、基本的にはローンで買い物をするのと同じです。自分の支払い能力以上の買い物をしてしまう。収入・支出の金額が把握出来なくなる。
あくまでも現金を一時的に代わりに払ってもらう。という使い方にして下さい。もちろんカードで支払った商品の代金を把握しておく事が重要です。


クレジットカードは出来れば1つに



クレジットカードにはポイントがあり、このお店で購入した時にポイントが付くカード。カードは使えるけれどポイントが付かないお店。様々です。
現在カードの種類は300以上。全てのポイントを把握して買い物をするなんて不可能。
自分の生活スタイルの中で1番ポイントが多く付き、よく利用する場所で利用できるカード。
これを1枚に絞る事がお勧めです。理由は簡単で、多くのクレジットカードの場合、ポイントを全てひとつにまとめて決算が出来ないからです。カードを何枚も持ち、この店ではこのカード。この店ではこのカード。と使い分けをしていくと確かにポイントは多く貯まりますが、ポイントを1つにまとめる事が出来ないので、結局はポイントを使う機会を失って損をするのです。
クレジットカードのポイントもお金の収入と支出と同じように自分でしっかりと把握出来る状態にする事がとても大切です。貯金が自分には何円あり、何円ぐらいの買い物なら可能。
ポイントも同じなのです。ポイントは使わなければ全く意味を生さない。

出張が多い方や、旅行が好きな方は、
マイルに特化したカードがお勧めです。普段の買い物がマイルに変わるという事は、何か商品を購入するためにポイントを貯めるのではなく、旅行に行くためにポイントを貯める。しっかりとした目的が出来ます。簡単に言えば無駄がなくなります。ポイントが貯まったら欲しくもない商品と交換するのでは、日頃から何のためにクレジットカードで支払い、
ポイントを貯めているのか分らなくなります。過程と結果を明確にしておく事が大切です。

お財布携帯の利用は限度額を決める



コンビニやチェーン店での食事ではお財布携帯での支払いが多くのお店で可能です。
特にコンビニでの支払いにはとても役立ちます。朝の出勤時に財布からお金を出し、小銭を数えて支払いをするのは面倒。お財布携帯ならワンタッチで支払いが可能。

私はドコモのIDを利用しているのですが、限度額が1万円のIDminiのみの利用にしています。IDminiにすると買い物でのポイントが全く付かないので損をした気分になる方もいるかもしれませんが、お金を出さずに商品の代金を支払う事が出来る。これだけで十分に価値があると思います。
IDにするとポイントは付きますが、200円の購入で1ポイント。
普通のクレジットカードと同じです。

でもポイントが付いた方がお得だし、会員費も無料なら別に良いのでは?

ここが大きな落とし穴なのです。IDminiからIDに変更した瞬間に1万円の上限がなくなります。1万円の限度額がなくなった瞬間に金銭感覚が狂うと思いませんか?
ちょっと高価なスイーツを買ってみたり、美味しそうな新商品に手を延ばしたり。

最初はチョット。次は3日に1回。最終的には毎日。
これが人間なのです。1度美味しい感覚を味わうと辞めるのはとても難しい。
200円で1ポイント付くからと言ってIDに変更してしまうと、付いたポイント以上に買い物の金額は以前から増えてしまうのです。

最初にも話しましたが、貯金をするには収入と支出を完璧に把握する。
そして買い物は誰かにお金を借りて買うのではなく、自分のお金で一括購入。
これが基本です。ローン・クレジットカードのリボ払い・お財布携帯。
全て他人からお金を借りて商品を購入しているという事を忘れないようにして下さい。
貯金が全く出来ない人はローンで買い物をする事が当たり前、借金がある。
お金が何円入って、生活費に何円必要。貯金は何円出来る。
この計算通りに過ごせないと貯金は出来ないのです。
貯金が苦手だと思う方は収入と支出を完璧に把握する事をお勧めします。

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