日本最大の通販ショップ楽天。ポイントが沢山貰えるから買い物は楽天だけで、普通のお店で買い物をした時も楽天カードを利用している。このような方は多いかと思います。しかし最近この楽天カードの被害がとても多くなっているので注意して下さい。カードで支払いをしようとしたら店員さんに「このカードは限度額を超えて使えません」とういショッキングな通告をされる事になってしまいます。楽天カードに潜むリボ払いの恐怖と契約時の確認方法をご紹介します。
お金を無意識のうちに借りてしまっているリボ払い
最近のクレジットカードにはリボ払い機能が初めから付いている場合がありますが、
リボ払いを利用するか、しないかは自分で契約時に決める事が出来ます。
しかしカード会社はリボ払いを強く勧めてきたり、リボ払いにするとポイントを差し上げます。など甘い言葉で巧みにリボ払いの契約を促してきます。
しかしリボ払いの契約をすると知らないうちに手数料が増え、
いつの間にか限度額一杯になり、１００万円の借金が出来た。
という何とも恐ろしい事態になるので注意して下さい。
リボ払いとは簡単に言うと、カード会社が商品代金を負担し、月々の支払いは小額で良いですよ。その代わり手数料は払って下さいね。という事です。
例えばリボ払いで５万円の買い物をしたとします。
リボ払いの返済額を楽天で設定していない場合は自動的に
月々５千円の返済＋手数料となります。
楽天カードの実質年率は１５％です。
ですので、５万円×１５％÷１２となり、リボ払い手数料が６２５円となります。
すなわち最初の月の支払いは５，６２５円です。
その次の支払いは、４５，０００円に年率１５％ですので、５，５６２円です。
５万円の買い物をして月々５，０００円ちょっとの支払いで済むなら良いじゃない！って思ってしまう方は注意が必要です。カードを作って５万円だけの買い物で終わりますか？次の月もカードで買い物をしたり、更には普段の食費までもカード払い。
どの買い物に対して手数料を払い、お金を返しているのか分らない状態になります。
どんなに買い物をしても５千円の支払いではいつまで経ってもお金の返済が終わらない事は分りますよね？月１０万円の買い物をしてリボ払いで５千円の支払い。９５，０００円に対して年率１５％が加わってきます。これがリボ払いの怖いところです。
更に最近では明細書が郵送されず、ネット上で確認するシステムが多くなっているので自分がいくらお金を使っているのかという意識がとても低くなってしまうのです。
楽天カードを契約する時のリボ払いチェック
リボ払いの落とし穴についてはご理解頂けたと思いますが、カードを契約する時にリボ払いなんて選択していない！と思っている方も多いかと思います。それはリボ払いにした方がお得だと思わせるようなポイントがあるからです。では画像で見てみましょう。
楽天ではカード契約時にショッピングのお支払い方法とリボお支払いコースについて
という項目でリボ払いを申し込むか申し込まないかを選択出来ます。
この項目で申し込まないを選択するとリボ払いは適用されません。
しかし今なら３００ポイントプレゼントという言葉に乗せられ、「とりあえず契約して支払いは一括にすればいいか」という考えで契約してしまった方も多いのでは？
更に楽天ではキャンペーンなどを行い、カード加入・更にリボ払い契約と利用で１万ポイントプレゼント！などを行なっていますよね。意味もなくポイントをプレゼントすると思いますか？
自動リボ払いの設定になっているから注意
楽天は自動リボ払いというシステムになっています。
これが凄く厄介なのですが、例えばお店の店員に「支払いは一括で」と伝えて楽天カードを渡します。本人は一括払いにしたつもりでも、自動リボ払い契約がされている楽天カードで支払うとそれは本人の意思に関係なくリボ払いになります。つまり買い物をした瞬間に手数料を払う事が確定しているんですね。
そして小さな買い物を積み重ねていくうちに手数料が高額になり、「このカードは限度額を超えています」という最終通告をされてしまうのです。自分は借金は絶対にしない！って思っている方でも何故かカードのリボ払いには抵抗がない人が多いのですが、実はお金を実際に借りるよりも年率が高い場合が多いのですが、お金を借りているという意識は低くなるのです。
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