断捨離効果の比較画像と三年間続けて実感した気持ちの変化と片付けを成功させるコツ


綺麗な部屋に住みたいけれど、掃除が大嫌い。
でも友達の家に遊びに行って片付いているとやっぱり憧れる。
このような経験をされている方は多いかと思いますが、私もずっとそうでした。
そして三年前に出会ったのが断捨離です。
最初は母親に勧められたのですが、全く興味が持てず、相変わらず部屋が散らかった状態。
そこで出会ったのが「こんまり」こと近藤麻理恵さんの片付け術です。
今回は部屋を格段に綺麗にする断捨離を三年間続けてみて分かった事と、
断捨離を成功させる方法をご紹介します。

断捨離や片付け術の本はやる気を出すための道具です


やましたひでこさんの断捨離や近藤麻理恵さんの片付け術はまるで魔法のようにメディアで紹介されていますが、決してそんな事はありません。
実行するのは自分ですから、他人が勝手に綺麗にしてくれるなんて事はないです。


ただし、この2つの本を読めば部屋が綺麗になるのがどういう事なのか?
掃除を進めるにはどのような順番で行えば効率的なのか?
そして本を読むことで最も効果が高いのが、
自分の掃除概念や物事の考え方を大きく変えてくれる事です。

部屋が散らかる原因としては、捨てられない・もったいないという感情があり、
押入れの中やクローゼットの中が物で溢れる。
物を収納する場所が散らかっているので、必然的に部屋の中に物が散乱して散らかる。

床に物が置いてあると掃除機が面倒になるので、部屋は埃っぽくなり、
テレビの上やパソコンの上がホコリまみれ。
この悪循環にハマってしまうのです。

部屋を綺麗にして綺麗な状態を保つにはこの悪循環から脱出するだけです。

断捨離の生みの親であるやましたひでこさん


今や当たり前のように断捨離という言葉が使われていますが、生みの親はやましたひこでさんです。そして掃除に革命を起こしたとも言えるのがこの御方。

物を持たず必要最低限のもので生活を充実させる。
そういったコンセプトが断捨離にはあります。
友達関係や、仕事関係までもすべて断捨離でスマートにすることが可能。

そういうコンセプトなのですが、私の感覚では人間関係までもスマートにしてしまうと、
人間らしさが無くなってしまう気がするので、そこは賛成できません。

断捨離ってどんな効果があるの?って深く知るにはやましたひでこさんの本をまずよむ。
2009年に発売され、新改訂版も発売されました。

私の感覚ですが、この本は掃除の考え方の基礎を作るための本です。
私のように大雑把な性格で面倒くさがりの方はこの本を読んでもいざ掃除を実行するぞ!
という気持ちにはなりません。では何故この本を読む必要があるのか?

自分の掃除の基礎概念を崩すためです。

もったいないという気持ちをどうすれば拭い去ることが出来るのか?
精神面の基礎をこの本で作っていきます。

へ~断捨離をするとそんな良いことがあるのか。ぐらいで全然大丈夫です。
この本は捨てないようにして下さい。必ずもう一度読み返す時がきます。

こんまり片付け術で掃除を本格的に開始する


こんまり片付け術と断捨離の両方を読むようにして下さい。
読む順番は断捨離の次に片付け術です。
そしてこんまり流の片付け術を読んだら直ぐに掃除を実行します。

つまりこんまり片付け術は簡単なのです。

掃除は祭りですとこの本でも提唱していますが、掃除は毎日行うものではなく、一気にやってしまって毎日の掃除はホコリを取り除く程度。10分もあれば終わってしまうのです。

この本では物を捨てる時の基準として「ときめき」が何度も出てきますが、
この「ときめき」という言葉に疑心暗鬼になる人も多いようです。
もっと「ときめき」を解りやすく説明するなら、その物を触ったり見た時に「好き」って思えるかどうかです。大切な存在だな。その物を持っていると嬉しい気持ちになるな。
っていう状態が「ときめき」だと思います。


掃除は祭りだと提唱しているように、この本を読んだら大掃除を本気でする日を3日間は確保して下さい。引っ越しをするぐらいの覚悟で掃除に挑む必要があります。

そして「こんまり流片付け」を読んでから初めてとなる掃除をいかに本気で行うか、
で今後の部屋の状態が大きく変わってきます。
1回目の掃除で失敗してしまえば、掃除したって何も良いことないじゃん。やっぱり断捨離なんて無駄だったって思ってしまうので、1回目の掃除は本気で行って下さい。

物を捨てていく順番はこの本で紹介されています。

捨てるのが苦手な人でも物と真剣に向き合い、捨てるか捨てないか決めていくと徐々に捨てる判断が早くなります。最初は凄く疲れますが、頑張って下さい。

1回目の掃除が今後の考え方や人生までも大きく左右するというぐらい本気で行って下さい。
大げさではなく、本当に掃除で人生は変わってきます。

三年目で断捨離を本当に自分のモノに出来た体験談


このブログでは何度か断捨離や掃除について更新していますが、
やっと三年目にして本当に断捨離が出来たと実感しています。

断捨離を成功させるコツと方法は最初の1回目の大掃除をいかに本気で行うかが、
鍵となっているように思います。
わたしは1回目の大掃除に3日間使い、体がヘトヘトになりました。
ですが、部屋がスッキリして大きな成功体験を感じれたのです。
人間は成功体験を積み重ねていく事で次のステップへと進みやすくなります。

部屋の中には自分の好きな物しか存在せず、必要な物しかない状態。
今日は2014/04/04ですが、4月に入る前に押入れの中に眠っていた物を全て片付けました。
1回目の本気で大掃除を行った時に捨てられなかった物ですね。

三年前には必要だと思っていた物でもやはりもったいないという感情には勝ててなかったんですね。

ですが、三年前の大掃除で全て捨ててしまっていたら私は後悔していたと思います。
自分の物へ対する執着心を取り除くには三年の期間が必要だったという事だと思います。
恋愛と一緒ですよね。本当に恋人の事を忘れてしまうには多くの時間が必要。

今回の大掃除で私の部屋は完璧になりました。来年に引っ越しを予定しているので、
次の家では出来るだけ理想の部屋を創りあげたいという気持ちがあったので、
今回の大掃除に踏み切りました。

押入れの中に何が入っているのか。引き出しの中には何があるか?
全て言って下さいと言われれば言えるぐらいに物が少なくなりました。

ちなみに押入れの中に何が入っているのかをリストアップしてみます。

・ビデオテープ
・パソコンの空箱が2つ
(引っ越しを予定しているので置いてある)
・パソコン関係のコード類
・二十代の思い出の品(ダンボール一箱)
・小さい時のアルバム
・学生時代の日記やノートや描いた絵など(ダンボール一箱)

更に細かく分けるともう少し多くなりますが、押入れの中にはこれだけの物しか入っていません。


ほぼ全てが思い出の品です。ビデオテープもデジタル化してパソコンに取り込めば捨てる事が可能ですが、今はまだ手をつけていない状態です。
小学生や中学生時代のノートや日記などは捨ててしまっていいじゃん!って思うかもしれないですが、これを捨ててしまうと人間らしさまでも捨ててしまう気がするのです。
読み返す日がこの先来るかなんてわからないですが、自分の過去の思い出を持っているという気持ちだけで十分なのです。ダンボール一箱のスペースで気持ちの充実が得られるのですから。

よく掃除術などで子供が描いた絵などは写真に收めて現物は捨てるという方法が紹介されていますが、私の気持ち的にはそれは違います。やっぱり手に持って触った感触がないと懐かしさとか匂いとか、子供時代って思い出せないのです。

ガスファンヒーターや扇風機を季節によって入れ替えますが、これも押入れの中に入っています。
それでも押入れのスペースはガラガラです。 

片付ける順番や捨てる順番が分かっていればいつでも出来る


断捨離やこんまり流片付けを進めていくと、
部屋を綺麗にするにはまた大掃除の日を作らないとダメなのか。って気持ちになりますが、
実際にはその日の空いた時間だけで大掃除を行う事が可能になります。

断捨離の本を読むと自分の考え方が変わっていくのに気づきます。
電車の中や少し空いた時間に「あそこの物をいらないかな」って常日頃なんとなく考えている自分に気づく日が来ます。頭の中で常日頃考えているので、あとは実行するのみです。

捨てる順番として私はこんまり流を今でも活用させて頂いています。

思い出の品は1番最後にする。これを守っていれば捨てて失敗するという事はありません。

少しずつ部屋を綺麗にする簡単な方法


ここまで読んで頂いている方は断捨離に興味があったり、すでに断捨離を実行されている方だと思うので、大掃除の仕方などはすでに自分のスタイルが確立出来ているかと思います。

日頃の生活の中にで更に部屋を綺麗にするには、大掃除をするのではなく、
引き出しの上の段、タンスの上の段、書類の整理。
など凄く小さな場所を完璧にするというスタイルで行うと更に部屋は綺麗になっていきます。

引き出しの上の段を綺麗にする方法を例にとってご説明します。
断捨離を実施して一年後ぐらいですが、まだまだごちゃごちゃ。


掃除する場所の物を一度全て出す


手順としては以下のようになります。
  1. 引き出しの中の物を全て床に並べる
  2. その物を全て見渡して捨てる物と置いておく物を分ける
  3. 引き出しの中に必要な物を並べる
  4. 最後に本当に必要な物だけが入っているか確認
たったこれだけの作業です。コツとしては一度全ての物を床に並べる事です。
引き出しの中の掃除をしようとすると、引き出しから物を少しずつ減らしていく方法で掃除してしまいますが、床に全て出してしまった方が自分が持っている物を把握しやすいので、
断捨離もうまく出来ます。

ありがちなのが、シャーペンが五本 鉛筆が八本 消しゴムが4つ

などのように同じ物が何個もある状態。本当に使いますか?
お土産でもらったから捨てられないという気持ちで置いていませんか?
ものは使わないと輝きが失われていきます。

鉛筆もシャーペンもボールペンも三本ずつぐらいあれば十分ですよね。

そして断捨離が本当に完了した同じ引き出しがこのような感じ。


ボールペンやマジックがまだ少し多いかな?という気もしますが、
あまりにも物が無くなってしまうと人間らしさがないですよね。
爪切りのストックはいらない?という事で1つにしました。
爪切りは薬などが入っている棚に入れておくのが普通だと思うですが、
私の場合はパソコン作業が多いので、気がついた時に直ぐに爪が切れるように、
パソコンの直ぐ近くにあるデスクの1番上のこの引き出しに入れています。

鍵やシャチハタなどよく使う物は引き出しの1番手前に。
出かける前に鍵を探しまわる無駄な時間も無くなりますよね。

このようにして引き出しの二段目、洋服ダンスの二段目と
一日に少しづつのペースで進めていきます。
洋服も2年間着なかった物は今後絶対に着ないという経験を思い出す。

三年とい時間が私には必要でしたが、やっとこさ断捨離が完成したと思います。
どのタイミングで来客があっても良いし、勝手に引き出しや押し入れを見られても全く問題ない。
見られて嫌だと思う物が部屋に存在しないですし、物が少ないので当然見た目も綺麗に。
毎日の掃除は掃除機で床を掃除し、モップで家具の上をサッと拭く。
床に物がないし、家具の上に物が無いので掃除なんて一瞬で終わります。
最初は断捨離なんて幻想だと思っていましたが、三年間続けてみて感じる事は、
物事の考え方がスマートになり、スッキリした部屋に居る事で頭もスッキリ。
掃除をすれば人生が輝くなんてずっと嘘だと思っていましたが、本当でした。

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