賃貸物件の審査基準と入居審査に落ちないようにする物件選びの方法


賃貸物件を借りる時に必ず必要になるのが、入居審査です。
せっかく良い物件を見つけても入居審査に合格しなくては、
内見も物件探しも全て水の泡。
特に地方から東京への引っ越しは出来るだけ良い物件を短期間で決め、
審査も華麗に合格させる必要があります。
私自身も東京への引っ越しを来年に考えているので、
賃貸物件の審査について調べてみたのでご紹介します。
親戚が大家をしているので、大家さんの意見も織り交ぜながらご紹介。

賃貸物件の審査は最終的には大家さんが全て


賃貸物件を借りるには大家さんの承諾が絶対に必要となり、
大家さんに全ての決定権があると言っても過言ではありません。

自分の資産を誰かに貸すのですから当然ではあります。
ちなみに賃貸物件を借りる時に行われる審査は以下のような物があります。

  • 家賃の支払い能力
  • 職業の安定性や会社事情
  • 保証人について
  • 一人暮らしが多い物件に子供連れでないか?
  • 結婚していない2人入居

家賃の支払い能力は金融審査も関係する


家賃の支払い能力が厳密にいくらか?という基準はないそうなのですが、
調べてみたところ家賃の3倍の収入がひと月にあれば、
収入面での審査に落ちるという事は少ないようです。


10万の家賃に住む場合は、10万×3=30万円
もちろんひと月ではなく、年収で見られます。
ですので、360万円が最低ラインとなります。
10万円の家賃に住むには400万円の年収があればクリア出来る感じですね。
大手不動産の場合は、家賃を36倍して年収がそれより低ければ、
大家さんに通す前に審査を落とすなんて情報もΣ(・∀・;)

クレジットカード会社からの借入やブラックリストに載っていると不可の場合も

凄く世知がない世の中になってきましたが、
最近の賃貸物件の多くは金融審査も入っています。
給料に対してクレジットカード会社からの借入が多かったり、
過去に延滞があった場合には賃貸物件も借りにくくなっています。
大家さんからすれば家賃の回収が出来ないという事が最も嫌なので、
金融審査を取り入れている場合が多く、
大手の不動産屋の場合はローンを組む時と同様に、ブラックリストに載っていないか、
そして延滞や大きな借入がないかなどをパパっと調べるそうです。

職業の安定性や勤続年数などが大きく関係


やはり大企業や公務員は賃貸物件も借りやすく、
勤続年数が長いと更に賃貸を借りるハードルは下がります。
ちなみに賃貸物件が借りにくい職業として以下のようなものがあります。
  • フリーター
  • 無職
  • 水商売
  • 派遣社員
  • 同じ不動産業者
  • 学生
もちろん怪我をして休職中という場合や、
学生でも内定が決まっていてるという場合は、内定通知を見せれば問題ない。


大家さんの中には収入が安定しない個人事業主を嫌がる場合もある。
このように見ると頑張って働いているのに、
社会の仕組みで派遣となっている人は住む場所どうするの?
ってなってしまいますが、UR賃貸の場合は一年分の賃貸料金を支払えば審査がなかったり、
他の賃貸物件に比べて敷金・礼金が安かったり、最近注目を集めています。

保証人は親・兄弟・親戚が一般的



家を借りる時には保証人が必要となりますが、
一般的には親・兄弟が多く、その次に親戚となります。
友人に保証人になってもらう事も可能ですが、
まんがいち借主が家賃を延滞した場合には友人に支払い請求が行くので、
その事を説明し、それでも承諾してくれる場合となります。
実際にはかなり難しいと思うので、親・兄弟を保証人とします。

最近では代理保証人というシステムもありますが、
安定した収入がある人、貯蓄が多い人を対象としている場合が多い。

入居審査をクリアするには人柄が重視される


先ほどの項で賃貸物件の入居審査は大家さんが全てと掲載しましたが、
やはりコレが事実です。大家さんは不動産屋に空き物件情報を掲載してもらい、
そして不動産が仲介業者となり、新しい入居者を探すわけです。
実際に契約を交わすまでは大家さと会わないというのが普通で、
物件を借りる人は不動産業者と最初は深く関わります。

そして大家さんは不動産屋に


「どんな人だった?」
「誠実そうでしっかりした人でしたよ」
「じゃーその人にお願いしようかな」

という感じで会話が行われます。

ですので内見をする時に無茶な格好をして行ったり、
ごうまんな態度だと印象が悪くなってしまいます。

不動産業者にある程度の事情を伝えておく


何度もお伝えしていますが、賃貸物件を借りるには大家さんの承認が必要で、
大家さんの承認が降りなければ内見でどんなに気に入った物件でも借りれません。

ですので、個人事業主であったり、現状は無職だけど就職先が決まっている場合。
フリーターだけど貯蓄がある。などの情報は出来るだけ物件を探す時に、
不動産屋に伝えておくようにします。

家賃が高くなればなるほど審査は厳しくなり、
中には面接を行う物件もあるようです。
現在の収入から見ると少し高い家賃の家に住む時には、
一年分の家賃を前払いすると審査が通りやすい。という裏ワザもありますが、
大家さんによっては逆に怪しいと思う方もいるので、
もしも審査が難しい場合は、家賃一年分を前払いします。という押しの一手として、不動産屋さんに伝えておくというのが良いかもしれません。

同棲をする場合や、一人暮らしの人が多いワンルーム物件に子連れで住む時も、事情をしっかりと伝え、迷惑をかけないという誠実さを相手に見せると大丈夫な場合も多いようです。本当は大家さんと直接交渉が出来ればいいのですが、
現代はなかなか難しいようです。

私のように地方から東京への引っ越しをするには、出来るだけ1回の内見と契約で済ませたいのが正直な気持ちですよね。内見までして良い物件を見つけて審査落ちでがっかり。なんて事にならないように、不動産屋に現状をしっかりと話し、自分の条件が揃い、審査落ちしない物件を紹介してもらうと何度も東京に出て無駄な交通費や宿泊費を使わなくて済みます。東京に出る場合は、地元で物件を探すのとは違い、相当の余裕を持って行動した方がいいですね。

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