クーラーの風は強風にした方が電気代が安くて効果的 熱中症対策


今年は今までにないほどに猛暑ですが、
電気代が怖くてクーラーを使わないで夏を過ごすという方が多いそうです。
特に高齢者の方に多く、都内では熱中症で死亡した方が一ヶ月に六十人と凄い数に。
熱中症にならないためにもクーラーは必須アイテムです。
今回はNHKの「週刊ニュース深読み」で放送されていた画期的なクーラーの使い方をご紹介。

クーラーの風は強風に設定する



電気代の事を考えると弱風に設定した方が安上がり。
このように思う方が多いかと思います。私もずっと弱風に設定していました。

しかしこれは間違い!!

強風に設定した方が電気代は安くなるのです。

理由はよく考えてみれば簡単な事です。

クーラーは冷たい風を出して部屋全体を冷やします。

部屋全体の温度を下げるという事は、強い風で空気の流れを作り、
冷たい空気を一気に流した方が早く冷えます。

これが強風にした方が良い理由の1つですが、あまりしっくりこない?
でも更に驚くへき真相が。

弱風の場合はクーラーから出る風の温度が低く、
強風の方がクーラーから出る風の温度は高い。

クーラーの設定温度を28度に設定したとします。
するとクーラーは部屋全体を28度に保とうと頑張るわけです。

ここで登場するのが先ほど紹介した強風と弱風の違い。

強い風で部屋を冷やした方が早く冷えるというのは分かりましたよね。

そうです。

弱風で部屋を28度に保とうとすると、強風よりも冷たい風を出す必要があるのです。
実際にNHKで実験を行なった温度の違いは、

弱風の場合はクーラーから出ている風が19度
強風の場合はクーラーから出ている風が21度

3度も温度差がありました。

クーラーは風を送る力よりも空気を冷やす力の方が電気を使います。

部屋の設定温度を28度に設定し、弱風と強風で使用電力を調べると14%も
値段に違いが出てきます。驚きですよね。

体の冷えが気になるという方もいるかと思いますが、
弱風よりも強風の方が体の冷えにも効果的と言えます。

効果的な熱中症対策はクーラーの設定温度を28度に設定し、
強風で使うという事です。

体への負担も少なく、電気代も安く抑える事が出来ます。

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