株の投資初心者でも絶対に理解出来る株式市場と投資の仕組み入門編パート2


株に投資をして将来少しでも安定した収入が欲しい。
仕事が無くなった時に収入を得る方法を知っておきたい。
このような方は多いかと思います。
株に投資はしないけれど、経済の仕組みを知るために株の仕組みを勉強しておきたい。
今回は株で利益を出すための方法とリスクについてご紹介します。
前回ご紹介した


をまだ読んでいない方は合わせて読んで頂ければ幸いです。

株で利益を出す方法と種類


株で利益を出すには主に三種類の方法があります。

・値上がり益(キャピタルゲイン)
・配当益(インカムゲイン)
・株主優待

この三種類があります。

この中で最も利益を出す事が出来るのが値上がり益です。

値上がり益とは商売の基本である、商品を安く仕入れて高く売る方法です。

株には値の変動があります。毎日値段の変動があり、
出来るだけ安いタイミングで株を購入して高い時に売る。

これが株で利益を出す基本です。

通販で欲しい商品を購入する時には出来るだけ最安値を探して購入するかと思います。

株も同じで出来るだけ価値のある商品を安く購入する。

ニュースなどで上がった株を紹介している場合があり、
株価が一気に上昇する場合があります。

「このまま上がり続けるだろう」と予想して高い値段で株を購入する方もいますが、
この方法は初心者は控えておいた方が良いです。

値段が上がっている株は下がるリスクは少ないですが、
大きく値段が上がるという事もありません。

200円が201円になるという事はあります。

個人投資家であっても株取引を本業としている方の中には
1日で何億というお金を動かします。

しかし副業で株を始める方やお小遣い程度に株で利益を上げたいと思っている方は
何億というお金を動かす事は不可能です。

ですので値段が高くて安定している株を購入するよりも、
値段が安く、これから上がる可能性が高い株を購入した方が良いかと思います。

株取引でのリスク


株取引をした際には必ずリスクが発生します。
大きく分けると以下の三種類があります。

・株価が下がる
・会社が倒産する
・上場廃止になる

株価が下がると赤字になるというのは分かりますよね。

100円で買った株が次の日には90円になっていると10円の赤字です。

買った時の株の値段は買値と言い、
買った値段よりも株価が下がる事を元本割れと言います。

株の動きは規則性があります。

上がり続ける株もなければ、下がり続ける株もない。

この事を覚えておくと少し気持ちが楽になるかもしれません。

株の投資を行なっている会社が倒産してしまうと株の価値は0円になります。
つまり投資しているお金全てが消える事と同じです。

しかし上場企業での倒産はとても少なく、数字にすると0.1%程度です。

上場するには厳しい審査があり、社会貢献がしっかりと出来ている会社ばかりですので、
倒産する会社はとても少ないのです。

何百社という企業の株を保有していてその中の1社が倒産する。という程度のリスクです。

ですが倒産する会社には何らかの前兆があります。
株に投資を行なうには経済ニュースをチェックして世の中の動きを把握しておく必要があります。
しっかりとニュースをチェックしていれば倒産する会社は見えてくるので、
倒産する前に株を売る事が出来ます。

倒産する前に株を売る事が出来れば赤字にはなりますが、
投資した金額全てを失うという事はありません。

もう1つのリスクとして上場廃止があります。

上場廃止とは会社はあるけれど、株の売買は行なっては駄目というものです。

何か大きな問題を起こした時などには上場廃止になります。
ニュースなどでも目にしますよね。

昔大きな話題となった上場廃止としてはライブドアが記憶に新しいかと思います。

上場廃止を予想するのはかなり難しく、倒産のように何か前兆があるという事も少ないのです。
突発的に起こる事件や不正などで上場廃止になるので、
ニュースや経済の動きを監視していてもなかなか予想は出来ません。

上場廃止になる前に株を売買できる期間が設けられているので、
倒産などのように全く株の価値が無くなってしまうという事もありません。

最もリスクが高い株取引


初心者の方にはあまり関係がないのですが、株で失敗する方で1番多いのが、
信用取引という物です。
実質1万円で株を購入しているけれど、株の売買では10万円分取引が出来る。
というものです。

自分が持っているお金より多くの取引を行なう事が出来るので、
利益が出た時には大きくなりますが、赤字になった時も同様に大きくなります。

自分が持っているお金より大きな損害が出た場合には返済が出来なくなってしまい、
消費者金融にお金を借りたり、銀行にお金を借り、借金生活となってしまいます。

バブルが弾けた時にもこれで多くの借金を抱えた人が多くいました。

バブルの時代は土地を買っても株を買ってもどんどん値段があがる。
銀行もお金をどんどん貸してくれる。
だから借金をして土地や株を大量に買う人が多くなった。

ずっと経済が上向きになるはずもなく、土地が上がり続けるのもマズい。
政府の対策として徐々に金融緩和を少なくしていったり、経済調整を行なったが、
予想していたよりも早いスピードで土地が下落し、株が下がった。

そして多くの借金を突然抱えてしまった人が多くなったのです。

バブルがはじけた詳細は様々な事が原因となっています。

株取引をする上で最も大切な事は自分が動かせるお金以上の取引を行なわない。
金銭感覚を常に正常な状態に保っておくという事が大切です。

次回は>実際に株取引を行なう方法をご紹介

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