丹田呼吸法は免疫力を高めて美肌にも効果がある丹田呼吸法のやり方


免疫力を高めると風邪をひきにくい強い体になれ、体にも良いことばかり。では免疫力を高めるにはどうすれば良いのか?いちばん手っ取り早い方法が基礎体温を上げるという方法。体が冷えると免疫力が下がり、何もいい事がないという事は今の時代誰もが知っています。内臓器官と頭が私たち人間にとって最も大切な部分なので、血液を多く送って体温を保っている。心臓はその源ですよね。
最も大切な部分を守るための力に余裕があり、他にまわす事が出来れば、髪の毛を作る細胞が活発になり、美しい髪の毛に。皮膚を作る細胞が活発になり美肌に。
では具体的にどうすれば良いのか?そのヒントが呼吸にあります。

呼吸は唯一コントロールできる生命維持装置


私たち人間の体は凄くよく出来ています。無意識であっても心臓は動き続け、細胞分裂を繰り返しています。生きているという事はそれだけで凄いのです。

しかし全てが無意識で起こっているので実感が持てません。
ですが呼吸は自分の意思でコントロールする事が出来ます。試しに少し息を止めてみましょう。徐々に苦しくなって自然と大量の空気を吸い込みます。意識をすると息の量を調節する事ができ、無意識でする呼吸の量も調節出来るようになります。正に人体の不思議です。

普段の呼吸が浅い人はとても多く、口呼吸が癖になってしまっている人も多い。



赤ちゃんが寝ている時を見た事があるでしょうか?お腹が膨らんで空気を吸い、お腹をすぼませて空気を抜きます。それも凄くゆっくりと呼吸を行なっているのが分ります。
実は赤ちゃんの呼吸は凄く正しいのです。

ですが大人になるにつれて自分の癖が付き、呼吸は浅くなり、回数が多くなります。寝ている時にも自然と呼吸が浅くなり、無呼吸症候群も話題になっていますよね。
赤ちゃんの時には誰でも出来ていた呼吸法を目覚めさせ、正しい呼吸方法を体に覚えさせることによって普段の生活の中での呼吸が深くなります。1ヵ月もすれば体の変化が実感出来ます。

東洋医学と気の流れを実感するまでの体験談


丹田を意識した呼吸方法は主に東洋医学で用いられています。
西洋医学に少し疑問を抱き、東洋医学の勉強をした時に先生に教えて頂いた時は目から鱗でした。東洋医学って何だか嘘っぽくて信じられないという人も多いかと思います。
基本的に東洋医学は気の流れを重視します。体の気が滞れば体調が悪くなるし、冷えれば病気になる。冷えは万病の元という言葉がやっと受け入れられるようになってきました。

私も昔は東洋医学や、気という存在を否定していたのですが、友達が気功を習っていたので私も見学させてもらった事がありました。有名な先生がその日は来ていたらしく、目の前でその先生が次々に人を投げています。手を触れずに気功で。その友達も同じように投げられていた。私はその友達と大親友でしたが、「こいつ私を騙す気でやってるのか?勧誘されるのか?」って思いながら見ていました。他にも何人か見学に来ていたのですが、私は特に疑い深い質問をするし、表情も笑いを堪えているような表情。するとその有名な先生が私の前にやってきました。

「凄く疑っているね。ちょっとビックリするよ。」

そんなことを言いながら次の瞬間

「私は1回転して投げられていた」

頭が真っ白でした。だって私はあぐらの状態で座っていたので、自分の力で浮き上がるなんて事は出来ない。だけど実際に投げられた自分がいた。あぐらの状態から背負い投げのように体が持ち上がり、1回転して2mぐらい飛んだ。パニックというか爆笑していた。とんでもなく美味しい物を食べた時に笑ってしまうように、人間はありえない事が起こると笑うのだ。

だけど私は疑い深かった。無意識のうちに体を掴まれて強引に投げられたのかもしれない。

「もう1度お願いします」

次も同じで全く私の体に触れていないのに、投げられた。正確には投げれるという表現ではなく、自分の無意識にある巨大な力が動き、自らの力で飛んだという感じ。その先生が言うには相手の気と自分の気を合わせて引き寄せるそうだ。この事がキッカケとなり、私は気や東洋医学、人間の不思議な力を自然と受け入れるようになりました。気って自分で体感してみないと分らないのですが、丹田を意識した呼吸方法は誰でも体の変化を体験出来ます。

丹田を意識した呼吸方法は簡単です


丹田とはそもそも何か?丹田とは様々な言葉で表現されます。生命を司る場所や、健康の源など。とらえ方は人それぞれで良いと思います。まずは丹田の場所を確認してみましょう。

おへその少し下の場所に手を当ててみましょう。呼吸に合わせて少し膨らんだり、へこんだりしますよね。そして少し温かい。その場所が丹田です。女性だと子宮がある場所です。つまり私たち人間は誰でもこの場所から産まれてきているのです。不思議ですよね。



丹田呼吸法を習得するには簡単な物から始め、最終的に日常で行なえるようにします。

最も簡単な丹田呼吸方法

① 椅子に浅く座ります

② 丹田に手を軽く当てます

③ 丹田に当てた手を軽く押し込みながら上半身を30度程度前かがみになり、息をゆっくりと吐き出していきます。息を吐いたらお腹に力を入れて五秒ほど我慢。

④ 丹田に当てた手の力を抜き、体を起こしながら自然とお腹に息が入ってくるようにする。

⑤ これを二十回程度くりかえす

これが最も簡単な丹田呼吸法です。丹田に手を当て、軽く押し込みながら上半身を倒していくことによって簡単にお腹をへこませて息をはく事が出来るようになります。丹田呼吸法で最も大切な事は体全体で呼吸を行ない、体の隅々まで酸素を行き渡らせるという事です。お腹をへこませる事によって空気を全て吐き出せるので、次に息を吸うときは多くの酸素を体に取り入れる事が可能になります。同じリズムでゆっくりと行い、深い呼吸を繰り返します。遠浅の砂浜に響く波の音を想像すると分りやすいかもしれません。

ちょっとレベルアップした丹田呼吸方法

① 床に仰向けになる

② 丹田に手をあてる

③ 手は当てるだけで力を加えず、息をはきだす

④ 息を吐ききったら自然に入ってくる空気を体一杯にすう

⑤ これを二十回程度くりかえす

先ほどと違う点は寝転がって行なうということです。人間は寝ている時は腹式呼吸になっているのですが、浅い呼吸になってしまっているので、本来は深い呼吸を行なってリラックスすると体に覚えさせていきます。こうする事よって普段よりも寝ている時の呼吸が深くなり、目覚めの気持ちよさが全然変わってきます。そして丹田呼吸法を立った状態、手を当てなくても出来るようにし、通勤電車の中やパソコン作業をしている時など、日常生活の中でも少し意識をすれば深い呼吸が自然と出来るような状態にもっていきます。この頃には以前よりも呼吸がずっと深くなり、体調が依然と変わっています。最初は苦しくなるので二十回で十分ですが、慣れてくればどんどん回数を増やしていきましょう。回数を増やすと瞑想と同じぐらい気持ちもリラックスできます。

丹田呼吸法で得られる効果は凄い


先ほどご紹介した丹田呼吸法を実施された方なら既に実感があるかと思いますが、手足が凄く暖かくなります。冷え性の方には最適。この丹田を意識した呼吸はお腹をへこませますが、実際には空気がお腹から抜けているのではなく、肺から空気が抜けています。お腹に本当に空気が入っていたら大変です。では何故お腹が動くのか?それは横隔膜を大きく動かしているからです。この横隔膜を大きく動かすことによって代謝が上がり、丹田呼吸法が自然と出来るようになれば基礎代謝も上がってきます。

私は学生時代にブラスバンド部に所属していましたが、まず入部して最初に行なうのが横隔膜を大きく動かした腹式呼吸の習得です。最初は凄く難しいのですが、慣れれば自然と出来るようになり、普段の呼吸も腹式呼吸となり、肺呼吸をする方が逆に難しくなります。ブラスバンド部を辞めてから体調を崩すことが多くなったのですが、今考えると呼吸が浅くなり、免疫力が低下していたのだと思います。

美肌への効果も高く、酸素を多く取り込むので新陳代謝が良くなり、年齢を重ねてもトラブルが少ない肌を保つ事が出来ます。女性の方はダイエットが気になるかと思いますが、丹田呼吸法は代謝が上がるので、カロリーの消費にもなります。普段の呼吸を深く意識する事で特に苦労をせずに痩せた体を維持する事ができます。もちろん暴飲暴食は駄目ですよ。私は半身浴中に丹田呼吸を取り入れています。普通に呼吸をするのとは桁違いに汗が多く出てスッキリします。最初は凄く難しく感じるかもしれませんが、慣れるとどんな場所であっても出来るようになるのでチャレンジしてみて下さい。

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