花粉症の治療で効果が高かった方法と花粉症の症状アンケート結果発表


花粉症の症状に悩まされる人が年々多くなっています。薬を飲むと一時的には収まるけれど、夕方には元通りになり、寝る頃には最悪の状態で眠れない。このような方は多いのではないでしょうか?こんなに花粉症の人が多いのに、完璧な対策方法って紹介されない。こんなに医療が進歩しているのだから、花粉症体質そのものを改善させる薬が発売されても良いのでは?そう思う人はこの先ずっと花粉症と戦い続けることになります。今回は私が花粉症を完全に治した方法と、読者の皆さんに行なった「花粉症はありますか?」というアンケートの結果をご紹介します。

花粉症の症状別で見るアンケート結果


今回行なったアンケートでは、「ひどい花粉症」「花粉症気味」「花粉症だったが今はおさまっている」「今までかかったことがない」という四つの症状に分けてアンケートを実施しました。

行なったアンケート期間は1週間という短い期間でしたが、85名の方にご解答頂けました。ご協力頂いた皆様ありがとうございます。それではアンケート結果を見てみましょう。

  • ひどい花粉症 24名
  • 花粉症気味 29名
  • 花粉症だったが今はおさまっている 10名
  • 今までかかったことがない 22名

このようなアンケート結果となりました。
アンケートからも分るように、1度花粉症を発症してしまうと、なかなか治らないという事が分ります。今までかかった事がないという人の割合が以外に多いという結果も驚きでした。というか、やっぱり本当だったんだ。という心境です。後ほどの項目で記載しますが、1度花粉症となった体質を元に戻す事は出来ません。ですが、普段の生活で全く支障がない程度まで安定させる方法はあります。あくまでも私の体験談ですが、効果はあると思います。

鼻炎と花粉症の違いを知ってから対策する


そもそも鼻炎と花粉症の違いが分っていなく、間違った対処をしている人も多いのではないでしょうか?私はお医者さんではないので専門的な知識はありませんが、体験談としてお聞き頂ければ幸いです。

鼻炎は風邪でもないのにくしゃみが出たり、鼻水が出たりする症状です。文字通りですが、鼻の粘膜が炎症を起こしている状態。大掃除をした時に急にくしゃみが出たり、鼻水が止まらなくなる時がありますが、これは体が正常に機能している証拠です。体の中に何か異物が入ったので、鼻の粘膜を湿らせ、異物を体の外に出そうしている状態。

アレルギー性鼻炎という言葉はご存知かと思いますが、鼻炎とは全く異なります。ハウスダストやほこり、ダニの死骸などに体が過剰に反応してしまい、ちょっと空気が汚れた場所に行ったり、布団を干してホコリが舞っただけで鼻炎と同じような症状になる。鼻炎との大きな違いは体が過剰に反応してしまうので、くしゃみがずっと止まらない、鼻水が出続ける。

体の中から完全に異物がなくなるまで体は頑張ってしまうのです。部屋の中からホコリを完全に取り除けますか?クリーンルームのような環境に出来ますか?
無理なのです。ですので何かのキッカケで突然アレルギー性鼻炎は発症し、1日ずっと憂鬱な気分のまま過ごすのです。この何かのキッカケが実は花粉症やアレルギー性鼻炎を治す大きなヒントです。

花粉症も同じで、花粉が体内に入ってくると体は一生懸命退治しようとします。その結果、涙がでて鼻水が出る。杉の木花粉に反応する人が最も多いとされています。直ぐに育ち、真っ直ぐに伸びるので材木として利用しやすい。という事で植林として多く利用されてきました。ですが、ここで不思議な事が起こります。実際に杉の木が植えられている山の近くに住んでいる私の友人は全く花粉症じゃないのに、街中に住んでいる私は花粉症を発症した。

花粉そのものが悪いのではなく、舞い上がった花粉に様々な化学物質が付着し、街中に降り注いだ時に始めてアレルギー物質と認識されるのです。では空気の良い場所に引っ越せば花粉症は治るのか?治りません。1度花粉をアレルギー物質と体が認識してしまったので、完全に治すのは難しいでしょう。ではここから私の体験談をご紹介します。

アトピーを克服して本当に分った事は薬は使わない


この話は今度じっくりとこのブログでご紹介したいのですが、私は中学を卒業した辺りからアトピー性皮膚炎となりました。原因は受験と家庭のストレス。いま、もし私が過去の自分に会う事が出来るのであれば、「ほっとけば自然と治るから病院には行くな!」って強く言います。

発症した当時の症状は汗疹に近いような軽い症状。ですが、見た目には辛そうにみえるので母親が病院へと私を連れて行きました。病院の先生が言った事は「受験から来るストレスですね」たったこれだけです。そして出された薬はステロイド。もう今や一般的になっていますが、ステロイドには副作用があります。「ステロイドは一気に塗って治療をすれば体には何の負担もないし、大丈夫です」っていう言葉を聞くかと思いますが、体験した人にしか分らない厳しい副作用があります。

最初は小さな症状だったのに、薬を使うことによって症状は広がり、20代には全身を痒みが襲うようになっていました。そして大病院に1度行った事がありますが、先ほどのステロイドは安全という言葉とは裏腹に皮膚科の先生は手袋をして、私の体にステロイドを塗りたくっていきます。

この時に私は全てを吹っ切ったのです。自分でどうにかしない限り絶対に治らない。

この時の病院代は1ヵ月1万円でした。別に完治するわけでもないのに毎月1万円を死ぬまで払い続ける事を考えたらゾッとしたのです。確かにステロイドを塗れば見た目的には綺麗になります。ですが体はボロボロ。内蔵は弱り、ホルモンバランスは崩れ、自分でも完治出来ないと分っているのに、薬を塗らないと次の日には皮膚がボロボロになって出かけられないので塗る。

この繰り返しです。毎日がこれです。

そして22歳の時にステロイドを全く塗らない生活を開始します。この時期の事はあまりにも酷く、簡単には書けないので近々アトピーで悩んでいる人の方のお力になれるような記事としてこのブログでご紹介します。

そして私は現在30代ですが、結果としてアトピーの症状は治まっています。そして花粉症も同様に治まっています。若い頃の私を知らない人達は私がアトピーで花粉症だったなんて想像も出来ないでしょう。ちょっとアトピーの話が深くなってしまいましたが、アトピーと花粉症に実は大きな違いはありません。症状が違うだけです。今回は花粉症治療の記事ですので花粉症の話に戻します。それではいよいよ私が試練を乗り越えてわかった花粉症治療の方法をご紹介します。

花粉症の治療に薬を使わず自分で治す方法


結論から言うと花粉症の治療に薬は必要ありません。急性鼻炎になった時は鼻炎薬は凄く効果的です。しかし花粉症は花粉が飛ぶ時期には常に薬を飲んでしまうので、体の自然治癒力が失われてしまいます。体の自然治癒力を取りもどす事が根本治療となります。

ですが毎日仕事や学校があるのに、花粉症の症状でくしゃみがずっと出るのは他人にも迷惑だし、何より自分が辛い。先ほど私のアトピー体験談を少しご紹介しましたが、一生薬を飲み続けますか?完治しないのに高いお金を払い続けるのですか?お金だけではなく、薬を飲むという事はそれだけ体に何らかの負担がかかっているという事です。

日本の医療は症状を治すのではなく、抑えるという手段が大好き。風邪をひいて病院に行けば直ぐに薬を出してくれるけど、診察は2分で終了。医薬業界とは仲良くしておかないと困る人が大勢います。日本の保険制度が充実しているというのも薬を直ぐに出してくれる大きな要因です。

本当に困った時に薬は絶大な威力を発揮してくれます。決して薬が悪いという事ではないのですが、常に飲み続けると体は正常な状態を失っていくということです。

私が体験して分った花粉症治療で最も効果がある方法は

  • まずは薬をだす
  • 体を温める
  • 余計な物を体の外へ

この三つです。この三つが上手く循環すれば花粉症ってどれぐらい辛かったっけ?ってぐらいに症状は和らいできます。具体的な方法としては以下のような感じです。

・まずは薬をだす

これはアトピーの話と同じで、薬によって無理やり体をコントロールするのでホルモンバランスが崩れ、正常な体が麻痺してしまっています。まずは本来の自分が本当に花粉症なのか知って下さい。休日にでも薬を飲まずに生活をし、街中を散歩して下さい。症状が出れば本当に花粉に反応してしまう体になっている可能性が高いですが、部屋の中に戻ってから症状が酷くなる人は花粉症ではなく、鼻炎または別のアレルギー性鼻炎の可能性の方が高いです。まず自分が飲んでいる薬と症状が本当に合っているか再確認して下さい。そして平日も薬を飲む回数を減らしていきます。

症状が出て辛い!って思うかもしれませんが、次の2つの項目を同時に行なえば大丈夫。

・体を温めて免疫力アップ

このブログでは何度も登場していますが、体温を上げれば免疫力は上がります。冷たい物を飲まない、体を冷やす飲み物や食べ物を口に入れない。コーヒーやアイスクリームやチョコレートなど。食べ物は陰と陽に分ける事が出来るのですが、体を冷やす作用がある物が陰で逆に温める物が陽となります。原産地が暖かい場所の物は基本的に陰となります。熱い夏にはきゅうりやトマトを食べて体を自然に冷やして体温調節を行ないますよね。それと同じです。意識的に体を温める物を口に入れるようにして下さい。アイスクリームの中でもラクトアイスは絶対に避けて下さい。体を冷やす最強の食べ物です。体を温めるのは主に内蔵です。腹巻きなどを活用すると更にいいです。

・余計な物を体の外へ

ここが一番肝心な項目です。花粉症もアレルギー性鼻炎も体が過剰に反応してしまっているのです。過剰に反応するとはどういう事か?あなたの体の中に不要な物が多く貯まっていると考えて下さい。体の中に不要な物を貯めておけるタンクがあるとします。そのタンクの中に納まっている量の化学物質やアレルゲンなどは処理する事が出来ますが、タンクに収まりきらない量のアレルゲンや化学物質が入ってくるとタンクは溢れます。こうなると花粉症やアトピーなどの症状で体に現れます。つまりタンクの中身が溢れないようにするのです。

花粉症の症状が出ない体にする根本治療方法


では具体的にどうするのか?便通を良くし、汗を流すのです。体の健康を考える時に何か体にプラスするという方法を取る人が多いのですが、本当に体の健康を考えるのであればまず出すという事に重点を置いて下さい。体が綺麗な状態になってからサプリなどをプラスする事で始めて効果が発揮されるのです。まずは体を綺麗な状態にリセットしましょう。

私がお勧めする方法はこのブログで何度も登場している半身浴です。半身浴をしても汗が出ないという人も多いでしょうが、お風呂に入っている時の姿勢はどうですか?だら~んとした姿勢で湯船に背中を引っ付けていませんか?それではいくらやっても体は改善されません。

背筋を真っ直ぐ伸ばし、ゆったりとした呼吸を続けます。この時に以前ご紹介した丹田呼吸法は免疫力を高めて美肌にも効果がある丹田呼吸法のやり方を同時に行なうと更に効果は高くなり、サウナに入っているのと同じぐらいに汗が出ます。

普段運動をして汗を大量に流している方は必要ないと思いますが、普通に会社勤めをしている。学校や塾で忙しいという人が大半です。忙しい日常生活の中で毎日汗を流す習慣を作れるのが半身浴です。汗には二種類あるのですが、花粉症対策に効果を発揮する汗はベタっとした汗の方です。最初はサウナに入った時のようにポタポタと湯船に落ちる汗が出ますが、それを過ぎると体に溜まった毒素が出て行く汗に変わります。ベタッとした汗ですね。この汗になるまでの時間は人によって様々ですし、汗腺の数によっても変わってきます。

最近の子供はエアコンの効いた部屋で過ごすのが当たり前となっているので、大人と比べると汗腺が半分という状態になっている子が多いそうです。汗腺が少ないと汗を出して体温調節する機能も低いですし、体内の毒素を出す機能も低い。もちろん大人だってエアコン効いた部屋ばかりで過ごしている人は汗腺が少なくなっています。日常的に汗を出す習慣を取り入れることで汗腺の数は正常に戻ってきます。

私のお風呂の流れとしては、シャワーで体を洗い、半身浴の開始。頭皮をマッサージしたり、歯磨きをしたり、丹田呼吸法をしたり。湯船で半身浴を開始してから30分は浸かっています。もちろん背筋を伸ばして湯船に背中は付けずに30分です。美肌・免疫力アップ・肩こり解消など数え切れないほどの効果があります。ただしお子さんは基礎代謝が高いので大人と同じような長風呂は避けて下さい。

花粉症や鼻炎の症状がある時に半身浴で体を温めてみて下さい。入浴して10分後ぐらいには症状はなくなっています。つまり体が温まっている状態で症状は出ないのです。

  1. 薬を体内から出して正常な体質に戻す
  2. 体を温める事を心がけ、内蔵を冷やさない
  3. 半身浴などで汗を流して毒素のタンクい余裕を持たせる

この三つの項目が上手く循環し、体内にある毒素を貯めておくタンクが溢れないようにする。花粉症やアトピーに1度なってしまうと完治は出来ないと思います。ですがタンク溢れない限りは普段の生活で全く症状が出てきません。私もアイスやチョコを大量に食べたり、半身浴を何日もサボってタンクが溢れてしまうと急性鼻炎やかゆみの症状が未だに出ます。ちょっと体に気を配ってあげるだけで良いのです。花粉症やアトピーなどの症状は体が何かを訴えている証拠です。体の叫びに素直に耳を傾け、薬に頼りすぎずに自分の力を信じればいいだけです。

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